マガジンのカバー画像

土竜のひとりごと:カミさんに遺す僕の物語

180
これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
運営しているクリエイター

#日本語

第159話:ジュビロ磐田のアクセント

[ 日本語雑話:アクセント ] これは図書館勤務時代に書いたものです。ジュビロ磐田の「イワタ…

10

第158話:君のパンツ、いいね。

[ 日本語雑話:アクセント ] 古典の助動詞には「強意」という用法があって、これを生徒に質問…

33

第153話:助詞と女子に注意

日本語の助詞はたった一字であるのにそれこそ微妙なニュアンスを見事に表すものである。例えば…

15

第143話:略語の授業

■略語のパターン 「世界の中心で愛を叫ぶ」って映画を観たことはありますか? なに、まだ生…

11

第126話:「古池や」と言葉遊び

高校の頃、先生にいたずらを仕掛けるのが好きなSという奴がいて、いたずらをしては先生を困ら…

9

第122話:高校生に話す五十音の話

今日はちょっと「音」の話をします。「おっと」(実はダシャレ)いきなり嫌な顔をしましたね。…

18

第120話:オノマトペ

森山良子にサトウキビ畑という歌があって、これはなかなかにいい歌だと思う。フォークで育った僕らには懐かしい調べだし、彼女の透き通った歌声や歌唱力の素晴らしさはまがうべくもない。 沖縄戦の悲劇が切なく歌われていることもサトウキビ畑の哀切な響きを魅力あるものにしている。 同時に、何と言っても、あの「ざわわ」という言葉が繰り返し繰り返し歌われて、それが耳に心地よい。「ざわわ」はサトウキビが風に揺れる音だが、一面のサトウキビ畑が夏の日差しを受けながら、青く通り抜ける風に波打っている様

第107話:油断一秒:異言語編

油断一秒怪我一生ということばがある。 このことばに関してこんな話が新聞に載っていた。中国…

39

第88話:死語について

図書館で読む本を物色していると『現代死語辞典』という本に出くわした。ほーっと思い手に取る…

11