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土竜のひとりごと:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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#短歌

第156話:現実逃避短歌

先日の秋の一日、久しぶりにのんびりと山歩きをしたのであるが、蓑虫を見たのをきっかけに、ふ…

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第141話:人が山に登る理由

僕がまだ学生の時、友人と飲んだくれて終電もなくなり、近くの後輩の下宿に転がり込もうとした…

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第136話:どっちでもいい・考

コスモスにコスモス揺らす風が吹き どうだっていいことばかり たくさん 世の中は、どうでもい…

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第121話:ふうらり生きる

これはくだらなすぎる話なので、ぜひ素通りしていただきたい。 毎年、冬休みに入ると年賀状と…

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第120話:オノマトペ

森山良子にサトウキビ畑という歌があって、これはなかなかにいい歌だと思う。フォークで育った…

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第119話:怠ける亭主の哲学

■ 結婚したばかりの頃、僕はダイハツのミラという軽自動車に乗っていた。しかし、ラジオもカ…

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第83話:ガキと主夫生活

[子育ての記憶と記録] 「ゴツモンがモノクロモンに変化した」子は叫びつつ風呂に入り来る 小学校3年のガキである息子と2人暮らしをした時期があった。別にカミさんに逃げられたわけではないので、結婚を申し込みたいと思う方がいるかもしれないが、ご遠慮願いたい。お気持ちだけはありがたく受け取らせていただくことにする。本当は“お気持ち”だけでは勿体ないのだが、やむを得ない。 実はカミさんのお母さんが肺ガンと診断され(実は手術後の説明でガン細胞は検出されずガンではなかったことが判明し

第79話:ひまという苦しみ

高校時分、テスト監督をしている先生が羨ましくてならなかった。 こちらは不勉強を悔いながら…

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第78話:ある船乗りの夢

パチンコにたまに出掛ける。 しかし勝つことは稀で、大概は負けて帰る。今のパチンコはそれこ…

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第60話:愛と恋と

古典では恋しい男女が互いを思い合うと、肉体を離れた魂同士が夢の中で会えると考えられていた…

空を飛ぶ土竜
1か月前
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第7話:生と死について考えてみたこと

■我が家の猫 猫が陽の当たる居間で昼寝をしている。わが家の猫はサビ猫という種類で決して美…

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