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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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2022年10月の記事一覧

第247話:あたりとおまけ

子どもの頃、当り付きのお菓子があって、よく買った。 オレンジマーブルガムとか、うろ覚えだ…

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第246話:いただきもの

我が家の庭の金木犀が今年も花を付け、いい匂いを漂わせています。 わが家と言っても、借家で…

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第245話:思いこみ

以前、東京に一泊の出張した時、電車で行けばいいものを車で行き、ホテルの駐車場に車高が高く…

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第184話:てざわり

手触りの話がしたい。 例えば「お金」。 キャッシュレス決済がスマホという「道具」を利用し…

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第107話:油断一秒:異言語編

油断一秒怪我一生ということばがある。 このことばに関してこんな話が新聞に載っていた。中国…

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第75話:うまい話

独身の頃、自分で言うのも何だが僕はよくモテた。 と言ってもそれは僕の容姿や性格が女性に歓…

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第33話:戦争に行かせない

教員の中には真面目な顔でウソを言い、生徒をだましてそれを喜びの種にしているような悪い人がいる。 ついこの間も女子生徒が来て、「貧血で困っているんだけどどうしたらいい?」とある教師に質問したのだが、彼は「鉄分を取ればいいんじぁないの。ホウレンソウとかレバーとか。」と言ってから言葉を継いで、 「そうだなあクギなんかもいいぞ。」 などと返答をしていた。 その生徒が怪訝な顔をすると、彼は「大工さんはクギを口にくわえて作業しているだろう。あれは高いところに上って貧血を起こしたら困る