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010【癒しの旅】日常を、ただ淡々と…が気づきの近道。

朝起きて、家中の窓という窓を開け放って、空気の入れ替えをするのがすき。
というか、そもそも閉め切ったところが苦手なので、我が家は夏だろうが冬だろうが、冷房入っていようがストーブついていようか、窓が完全に閉め切られることはほとんどないんだけど。
あ、台風とかそういうときはさすがに閉めますけどね、吹き込むから。

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6月末に、夫が仕事をやめました。
・・・というと、語弊があるな。
勤めていた会社を辞めました。

研修講師、メンタルコーチとして個人で仕事をしていた夫が、似たような業種の会社に就職したのが昨年12月のこと。

それから約半年…我が家は、ふたたび自営業な暮らしに戻りました。

実は密かに会社員妻に憧れてたんだけど…
結局、夫にとっても、わたしたち家族にとっても、個人事業っていうスタイルが合っていたんだな、結局のところ。

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この半年、夫が6年ぶりに勤め人になり、生活パターンがガラッと変わって、それに慣れるのに必死で。
夫は夫で、仕事を回すだけでなく、雇われる側として順応するのに必死で。
ま、結果、順応できなかったんですけど笑
それがうちの夫だよな、って感じなので、なんで辞めたんだよー!とかはないのだけど…
とにかくこの半年間の我が家は殺伐としまくりで、やばかったなぁ。
しんどかったー。

人間、自分の性質に合わないもんは、本当にやってはいけないのだと思います。
わたしも、この半年間であらためてよーく思い知りました。

超上から目線で書くと、夫のネイタルチャート(ホロスコープ)をみると、明らかに書いてあるんですよね、個人で仕事した方がいいよーって。
というか、組織に属せないタイプの星まわりなわけです。
だから、夫が6年前、長男が2歳だったとき、独立したいんだって言ったのを止めなかった。
そうしないと、この人、死んじゃうだろうなぁと思ったから。
実際、大学出て新卒で入った会社を鬱になりかかって辞めたし、その後も、学校の先生になろうとして学校という組織に馴染めなくて鬱になったしね。
あ、こんなに夫の情報を書いてしまっていいんだろうか。
ま、いいか、本人、講演や講座で話していることだしね。

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いろんなカルマを精算するために、出会うべく人と出会って、起こるべき出来事が起きてくるというか、みずから引き起こしているんだけど。

大事なのは、そのパターン化されたカルマに気づき、抜け出すことなんだと思います。

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以下、わたしの占星術の先生が教えてくれた話で、真意のほどは定かではないのだけど、わたしは本当にその通りだなぁ!と思っている話があります。

どこかの寺院の話。
そこにはたくさんの修行中の僧侶がいるのだけど、寺での生活を維持するためのあらゆる仕事(炊事洗濯掃除など、お寺の生活維持にまつわるあれこれ)について、誰が何をやるかという役割分担が一切なされていないそう。
それぞれの僧侶が、その日起きて、何をするかっていうのをインスピレーションで決めるというやり方。

このときに、それぞれが本当に心からの声に従って、これをやる、って決めて動くと、うまい具合に仕事がきれいに分担されて、かぶってしまうことがないのだって。
もし、誰かが、「いや、昨日も廊下拭きしたしな。。。今日もやりたいけど、あの人がやりたいかもしれないし、今日は別なのにしとくか。。。」とか忖度しだすと、とたんに調和が乱れて、仕事の分担がうまくいかなくなってしまう…というお話。

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この話を初めて聞いたのは8年前。
やっぱりみんなそれぞれがそれぞれの心の声を正直に生きることで、世界は調和していくんだなぁと強く感じたのを覚えています。

その感覚は今ももちろんあるんだけど、8年たった今思うのは、このお寺にいる僧侶たちは、日々自分の心に正直に、自分の本当の気持ちと繋がるために修行していて、その修行の成果が、お寺の暮らしがスムーズにまわるかどうかっていう形であらわれているんじゃないかなぁということ。

結局、日常を丁寧に淡々と営むことでしか、そういう自分の心と真につながるってできないんじゃないかな、ってことです。

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そろそろ、子どもたちのおやつ出せコールが激しくなってきたので、今日はこの辺で。

カルマという自分のパターンに気づくのも、自分の本当の望みや心の声に気づくのも、結局は日常生活を淡々とつむいでいくしかないんだよな、という気がしている最近です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます♡


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平和はわたしからはじまる。
Peace begins with me.




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