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005【読書感想文】東松寛文『自分の時間の作り方』

サラリーマンをしながら週末だけで70カ国159都市を旅した!という”リーマントラベラー” 東松寛文さんの著書。

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夫の手元にあった本で、なんとなく気になって読んでみました。

この本は、著者の旅記録ではなく、自分の時間を取り戻して(時間の使い方を変えて)、自分の本当にやりたかったことを実現していこう!今からでも間に合うよ!という内容の本です。
会社勤め(サラリーマン)をしながら、どうやって自分の時間を作って夢を実現していくか。
自己啓発系の部類に入るのかしら。


読みながら、わたしと境遇が違いすぎる方(年齢はそれほど離れていないけれど、職業・住んでいるエリア・家族構成など)なので、
細かい時間術的な部分はわたしには当てはまらないものが多かったけれど、なんだか読了後は「夢実現のための行動、わたしもやってみよう!」って気もちにさせられる、エネルギッシュで面白い本でした◎

細かい章立てになっているのも読みやすく、リーマントラベラーとしての体験談(旅の記録)もコラム的に載っていて、さくさくっと楽しく軽く読了できました。
(1時間半くらいで読めたかな〜。)


具体的な内容は、
主人公(著者ご本人)が24歳のときに、会社から(超勇気をふりしぼって!)有給を1日もらって、憧れのロサンゼルスに3泊5日で行くことにして…
それが人生の大きなターニングポイントになって…というところからスタート。
(ここで自分の学生のときの経験と重なって、ちょっとうるっとしたり。)

もともと休日は飲み会と寝て過ごす…が定番だった著者が、上記のターニングポイントを経て、どう時間の使い方を変えてきたのか?
会社員をしながら、週末海外旅行や本の出版など、夢を実現するためにどう時間を使っているのか?
著者の東松さん経験ベースの時間術が50個ほど書かれています。


著者さん、バリバリの体育会系の方のようで、大学でも運動系の部活をやっていたらしく…
もうボディのポテンシャル(ゲームでいうと基礎HP)が最初からわたしとはぜんっぜんレベルが違っていて(もちろん、境遇も違うんだけど。)、
わたしにはこういうフルな動き方(平日はフルタイムで普通に会社勤めして、金曜の夜出国〜月曜朝帰国で毎週末海外に出る。しかも一時期(3ヶ月)は毎週末海外に出ていて、その結果この本が生み出されたとも言える。。。みたいな。)とか無理だ〜!…とも思ったりもしたのですが。。

とはいえ、先ほども書いたのですが、本当にエネルギッシュで活力に満ち満ちている本で、やる気も分けてもらえて、面白かったです◎
本を読むだけで(というか、手に取るだけで)、著者さんの「やるぞー!」っていう明るく前向きなエナジーがひしひしと伝わってきました。



以下、個人的に印象に残ったところいくつかメモ。


・休日でもそれをしたいか?
→自分の時間として使っているか、それとも浪費しているかを見極めるときに、自分に聞いてみる

・自分の時間の使い方=自分の気持ちを大切にすることにつながる

・疲れたときはきちんと休む
→心と体をリフレッシュすることにもしっかり時間を使うこと

・休息=体の回復、非日常=心の回復
→だから、家で休んでいるだけだと、体は回復するかもしれないけれど、心が元気にならない。著者にとっては週末旅行=非日常=心の回復で、これによって平日の仕事(サラリーマン業)がより充実する結果となった


どれも、うんうん、なるほど〜!でした。

非日常の話も、こうやって文章化されているのをみたことで、そうだよね!と納得。
家にいて体を休めるのも大事だけど、それだけでは心が回復しないって、わたしにも当てはまってる。

著者さんの場合は、それが週末海外旅行だったというわけで。
人によっては何かの習い事だったり、カフェで過ごす時間だったり、畑仕事だったり、自然の中で過ごすことだったり…

わたしも、自分の心を養うために、「非日常」を少し増やしてみよう〜と思っているところです。


最後までお読みくださり、ありがとうございました♡


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