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周りに幸せをもたらす貢献度はどう評価されるのか?

妹は重度の知的障がい者です。
日中は生活介護事業所に通っていて、そこで木工品の製作などをしています。
工賃は1ヶ月3000円くらい。
給食費は3000円余りなので、差し引くとマイナスです。

では、妹は社会的に何も役に立っていないのか?


妹はとてもエネルギッシュで愛情深いのです。
いろんなことに興味があって、アレコレしてみたい。
初めて会う方には自分から寄っていって自己紹介、お名前を伺って確実に覚えます。
外出すると、すぐジュースやお菓子を買いたくなって、買うと必ず分けてくれます。

「妹さんにはいつも元気もらっています😊」
「妹さん、かわいいですね。年上の方に《かわいい》なんて失礼かも知れないけれど、ほんとにチャーミングで、こちらも笑顔になります♪」

とスタッフさんから言ってもらえています。
周りを幸せにする人です。

「周りを幸せにする」貢献度は、どう評価されるのでしょうか?


妹は周りに愛と幸せを振りまいています。
ただ、それを受け取れる人と受け取れない人がいると思います。

受け取れない人にとっては、
妹は「社会のお荷物」に見えるのかもしれません。
でも、それは妹の問題ではなく、受け取れない本人の問題なのです。

愛と幸せを受け取れない人が多い社会は、
不幸せな人が多い社会です。


幸せな社会に暮らしたいですね。



次回に続く




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