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[読書記録7]「部下ノート」がすべてを解決する 望月 禎彦、高橋 恭介

「部下ノート」がすべてを解決する
望月 禎彦、高橋 恭介 著

部下育成においてどう育てていけばいいのか、上司は悩んでいる。
どこの企業も、急部下は育たないし、ダメな部下だからといってすぐに人を変えらない。
基本的には今いる「できない」と思っている部下を手間暇かけて育てていくしかない。
そこで本書で紹介している「部下ノート」
部下の気になった行動や言動を最低1行ノートに書くだけ。そして自分が部下に行った指導も1行だけ書く。
上司の指導のためのPDCAツールともいえる方法である。

[部下ノート]
ステップ1.気になった部下の行動を書く
ステップ2.部下に指導したことを書く
ステップ3.部下の行動が変わったか、成果につながったか◯△✖️でチェックする。
ステップ4今後の指導を考える。

気づき①同じミスを繰り返すのは同じ言い方、指導をしている。
一度言ったことが上手くいかなかったら、もっと伝わる言い方、教え方はないかと考えたほうが効果がある。

気づき②部下ノートは上司自身のビジネススキルもアップする。
続けることによって観察力の向上につながる。

気づき③行動に移せない言葉は使わない。
✖️お客様の立場になって考える。
✖️優先順位をつける
✖️徹底的に考える
✖️危機感を持つ
これらの言葉は抽象的であり、具体的に何をどうすればいいのかわからない。
部下が実践できるようになってはじめてアドバイスになる。

行動すること
1.部下ノートをやってみる
2.行動に移せる言葉に置き換えて指導する
3.思いつきで指導するのではなく、伝えるべきことは話す前にまとめる。

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