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タスク手帳は、安心材料。

このnoteを始めたきっかけは、デザインや文章力向上のためでした。
ただテーマを『手帳術』から始めたのは、手で書く楽しさを共有したかったからです。いくつも似た内容になるので、いつかどれか消そうと思います。

手で書き出すと、見て理解できる。

スマホが後からやってきた人間なので、スケジュールは手書きでした。それをパッと見て、自分の字で確認して、覚えるという習慣です。

最近はリマインダーでスケジュール管理して、条件反射のように動く人もいるのでしょうが、慣れません。
タスク管理も、手で書いて理解して、見て消して終了。そして見直せる。大袈裟ですが何があったのかが、手が覚えてたりします。私はもしかしたらペーパーレス出来ないかもしれないです。

体調回復のための、タスク手帳。

随分前の職場はビルメンテナンス業でした。総合職だったので、書類に目を通すことが多かった中で、雑誌に『障害を乗りこえて、ビルメンテナンスへ』というような記事がありました。
うつになりで、何もできないと医師に言うと、「毎日靴を揃えてみなさい」と言われたそうです。その日から、毎日靴を揃えていると『できるんだ』という自信に繋がりました。そこからひとつずつ増やしていって、就職できたそうです。
このエピソードは、ずっと心に残っていました。そういう自己肯定感をあげる方法もあるんだ、と印象深かったです。

タスク手帳を、作る前。

私が躁鬱からADHDの診断に変わって、何がどう変わったって、色々あるのですが、最初はひたすら漂うように生きていました。何かあるとテンションが上がり、何かあると落ちる。原因は何?と言われても、はてさて何でしょう、でした。

原因を書き出してみて、と始めたノートで自分の気分の浮き沈みを書き出します。いわゆる日記です。
今日何した、どういう気持ちだった、その日のバロメーター。というものです。それが徐々に考察が入りだし、心がけることなど派生していきます。
ただ、うだうだ吐き出すだけだと、ドツボにハマる。毎日の記録をもっと簡潔にまとめたら?と言われて思い出したのが、「靴を揃える」習慣。

タスク手帳は、自信がもてる。

私は100均で小さなノートを買って、マスを作って、「朝起きる」「朝ごはんを食べる」と書きました。
そこから?と思われそうですが、できることを書いてチェックする、が重要でした。
例えば、「料理をバランスよく作る」「フィットネスに行く」「家族を旅行に連れていく」とします。

私のチェックリストは全部バッテンでしょう。『私って出来ない奴なんだ』といじける。ガッカリして、やる気が無くなる。本末転倒です。

それなら、毎日続けられて、1個だけハードルを付け加える。今日の体調だと、トイレ掃除ができそうだな、と書いてみる。そして出来た時の達成感。その時の気分と、行動した時の総合的な疲れなど汲み取って、今日のバロメーターを書き込む。

これを2週間ほどサボったことがあります。
ノート移行期間でもあったのですが、見事に足元がぐらついて、体調を崩しました。その時は気づかなかったのですが、書くと途端に安心したのです。
体調回復のための、タスク手帳になりました。

おまけ。私の日記は、2月始まり。

私は1月の騒々しさが苦手です。やろう、盛り上がろうが強すぎて、ゲンナリしてしまうのです。お祭り好きの血がありますが、その後の瀕死状態を思い出すと、落ち着いた1月を過ごしたいのです。

その点2月は、ほっとできる。旧正月に合わせて、3ヶ月区切りで始めます。遡れば、前年は11月始まりになります。私はよく分からないままに、バレットジャーナルとやらをはじめて、挫折しました。
夢に向かって行くのはいいけれど、ハードルが高い……

そこで色々前向きになれる日記帳(手帳)を探しました。
見つけた記事で、私はノートを広げます。
私は、オリジナルで作るのが好きなのです。
頑張って、日記を育てるぞ。そして微妙にでもいいから、前向きに変わってみよう。


以上です。

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