【#25 飛行機note】 空の上、雲の色
飛行機好き、空好き、雲好き、機内から見る景色は特別です。雲が多いときのソラ旅は心が湧きます。雲を抜けて青空が見えた時の爽快感、厚い雲の時は雲海の上を歩けそうなくらいモコモコした雲、太陽や時間の変化によって雲の色や形も変わる...同じ雲に出会うことはなく、そのフライト限りの雲アート。#22で「上空の特別な景色」を綴りましたが、今回は雲のお話しというか写真を色々と。
離陸、上昇して雲を抜ける時はかなり揺れます。真っ白な中を突き抜けて青空が見えると特別な気持ちになります。飛行機でしか見れない絶景、小さい頃に「雲の上は歩ける」と思い込んでいましたが、まさにそんな感じです。
いつも座席は窓側。常にスマホを手にずーっと窓の外を眺めています。お!と思った時は何枚も撮ります。撮っては削除の繰り返しで、面白ものだけスマホに残しています。
以前、与那国島へ行った時の上空の雲、小さな積乱雲が散らばっているような、ちょっと変わった雲の様子でした。
何本もの帯状の雲、山岳波に乗って出来た雲かな?と勝手に想像。羽田から北海道へ向かう機内、北海道へ差し掛かる手前あたり、ずーっと続いてて綺麗でした。
何層か雲がある時。下に薄い雲海、上空にも雲、その間を飛びます。雲の表情が面白かった。
ちょっと変わった雲でした。雲海に大きな盆地があるような?そこから飛び立つ鳥か魚のような形の雲、不思議な雲の風景。上層の薄い筋状の雲も綺麗で、何だか絵本のワンシーンを見ているような感じでした。
雲間から光がさせば...ジブリ映画 ナウシカの主題歌にそんな歌詞があったような。「天使の梯子」気象上の正式名称は「薄明光線(はくめいこうせん)」という放射線状の光です。
「天使の梯子」と表現するくらい、やはり綺麗な光景、雲と光のアートです。
夕焼けに染まる雲。普段、地上にいる時は夕焼けを見上げるけど、飛行機から見る雲海の夕焼けは格別です。日没時のフライトってなかなかなくて、しかも雲の量やタイミング、どれもが合わないと見れない光景。個人的に貴重な一枚です♡
コックピットから見える景色は客席と違って、遮るものがなく目の前に地球を眺めるような景色。飛行機先生に「羨ましいです」と言うと、「見飽きました。操縦に集中するから景色どころではないし」とのことですが、たまーに「流氷が綺麗でした」「バタフライ島(見ると幸運が訪れるらしい)を見ました」とか「積乱雲だらけの中をすり抜けながら飛んだら、光の柱が見えてヤバかった」など見た様子を聞きます。操縦席から見える特別な景色、大変なお仕事だからこそのパイロットさんの特権なのだと改めて思います。