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6.中学校の友達3[I.K]

中学校に出会い20代までずっと仲が良かったメンバーは自分を入れて4人。

4人目のメンバー中学二年生で仲良くなったメンバーが、きっちゃんと呼ばれている彼だった。

彼は中学校一年の時は知らなかった。中学一年の時は、釣り友やYMO友が他にいたので、全く接点が無かった。

どんなタイミングで知り合ったのかもあまり思い出せないが、中学三年のときは完全に4人のメンバーに入っていた。

彼は陸上部に入っていたので、部活の接点はない。帰り道も方向が違う。けど同じクラスになったことで仲良くなった。

彼は、YMOというよりは、高橋幸宏好きで繋がった。あとは、TULIPというバンドで繋がったと思う。

その二組のレコードはよく貸し借りしていた。

中学校の三年の終わりにバンドを組もうとして、たっちゃんの別宅に集まった時に、自分と握手をした女の子のことが彼は好きだった。

確かに可愛らしい子だった。
あの時自分と握手をしたのを見ていた彼のなんとも言えない表情が30数年たっても、脳裏に浮かんで離れない。

高校でも、大人になってからも付き合いがあり、よくカラオケや飲み屋に行った。

彼と二人でスキーに行ったことも何度かある。

大人になってから彼が高校のときの後輩の子に振られて、緊急招集がかかった事もあった。
あの時はすごく荒れていた。

いろいろあったあと働き始めてから
彼は彼女が出来た。彼が一瞬だけ奈良に暮らしたあと、兵庫県に引越しで行った。

年賀状のやり取りは続いているが、もう30年近くリアルには会っていない。

SNSやスマホの連絡先すらわからない。
完全に連絡手段を失っている状態。

どうしているんだろうか。

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