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ジョブコーチ研修修了

計8日の研修を経て、ようやく「職場適応援助者(ジョブコーチ)」を学び終わりました。

振り返ってみると、ファイルが閉じられないくらいのプリントの量!

法定雇用率を守らないと罰金!だから守ろうね。というシステムがないと促進されない日本の雇用。
海外はそんな仕組みがなくても、個の特性があるのがあたりまえで障害があるから隔離したり過剰に保護したりしない。

インクルーシブ、多様性があるから創造性が豊かになってよいものがうまれてくるのだ。

日本では、大手になればなるほど財力があるので「特例子会社」という形で障害者雇用を促進しているのだが、それはそれで必要な人もいるんだろう。

でも、結局障害を隔離しているのと変わらないような気がしている。
それは子どもも同じ。

障害児放課後デイなども「障害」がないと入れない。例えば、精神発達の子どもが普通の学校にいられなくて、フリースクールや不登校など世間と繋がりなく義務教育を終えたとして、そこからどう大人になっていくのかまでは親は面倒見きれない。

その状態で企業が雇用するか?

特例子会社など体力のあるところは雇ってくれるかもしれない。
あるいは、就労継続支援B型、A型といったところが今の所受け皿になるのかな。
もしくは、個人事業主で独立するか。

そう考えると、大人も子どもも、同じバランスになってるな。と思う。
教育を変えなきゃ!と動いても雇用福祉が変わらないとバトンがうまく渡らない。

雇用福祉の体制を変えなきゃ!と動いても、社会に出ててくるまでの引き継ぎがうまくできないとどこかでパイプからこぼれてしまう。

点と点がちょっとずつよくなって全体の土俵を上げていかないと、この日本のパイプラインは世界から見るとまだまだ弱くて遅いまま。

年齢、性別、障害、そういう枠がなくて、それぞれが活きる場所。
まずは家庭から。

小さい社会を作って広げていこう。

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親