ADHDとASDについて

お久しぶりです。
そらです。

書けなかった間
仕事が忙しがったり
体調が思わしくなかったり
でもやっぱり特性の影響が大きくでていたのだと思います。

ADHDの検査を受けたとき、WAIS-Ⅲで心理テストを受けました。
不注意、多動、衝動性。
私を表す全てがADHDの症状と同じようなもので。

結果、言語性93 動作性110
15以上差があれば発達障害を疑われると言われるディスクレパンシーは17でした。

また郡指数の差も、
一番苦手な言語理解は86
一番得意とする知覚統合は121
と、その差35

下位検索項目も最低3 最高16 その差13とどれをとっても発達障害を疑えるものでしかありませんでした。

そうした検査の結果もあり、私ADHDの診断を受け、発達障害者となりました。

ただ、その検査を受けてでたもう一つの数字。
それが自閉症スペクトラム指数と呼ばれるもの。
私が受けた検査では、33点以上で自閉症スペクトラム障害とスクリーニングできるとなっているなか、私はギリギリの32点でした。
当時の私は、兄のこともあり、ギリギリでも私は自閉症スペクトラムではない。
そう思っていました。

私はADHD。
治ることはないけど、緩和させる薬はある。
異物として見られていた兄と「同じ」ではない。
まだ救いに感じていたのかもしれません。
それでも、まだ障害受容はできていませんが。

自立医療制度を利用中の私にとっては、2年に1度、役所に診断書の提出が必要となります。
診断書はいつも見てはいけないものと表すように厳重に封がされていました。

しかし、今年の更新の際
それは役所の人によって簡単にその思い込みは
思い込みに過ぎなかったことを知りました。
「見てもいいんですよ」
そう告げられ、私は中を見ました。
症状等示す色んな項目のなかで私の目に引っかかったもの。
広汎性発達障害関連症状のなかにある
・相互的な社会関係の質的障害
・コミュニケーションのパターンにおける質的障害
にしっかりと〇をつけられていました。

発達障害自体、グレーゾーンがあるようにきっちり分かれているものではないことは知ってはいました。
しかし、後日主治医に確認をしたところ、私はASDの特性も持っていると言われました。

兄と同じ、ASD

否定できるなら否定したかったのですが
でも、どうしてもコミュニケーションがうまくいかない。
ASDを調べると、困っていることの比重はADHDよりもASDの特性が多く思えて。

人が簡単に言うことが、分からない。
理解できない。
気にしなくていい、こだわりすぎだと言われても、どうすればいいのか分からない。
曖昧な表現が分からない。
理解をしてほしいと望みながら
理解してもらえるように説明さえできない。
どうして伝わらないのかが分からない。
そもそも人を理解することを難しく感じる私が
相手にちゃんと理解してほしいと望むこと自体おこがましいのですが。

ADHDよりも、ASDと認識した時の方が、しっかり立っていられない感覚を覚えました。

ずっと理解されずにいたからわかってくれる人がほしい
否定せずにいてほしい
ずっと心の中にあった孤独が、また騒ぎ出してしまう。
理解を求めても理解してもらえなくて
どう説明すれば分かってもらえるのか
他人を100%理解することはできないことも
そんな必要もないことも分かってはいるのに
少しでも理解をしてくれる人を求めていました。

ただ、そのままの自分を、そのままで受け入れてくれる人。
存在するかも分からない人を、必死に探していました。

感情のコントロールをすることもできないまま
相手の意見も聞き入れずに自分の感情を、願いをぶつけるばかりで、
相手が折れて理解しようとしてくれたらまた反対に依存してしまいそうな恐怖もあり

寂しいと思う気持ちと
相手を疲れさせている実感
分かってもらえない辛さ
でも、相手に拒まれることが怖くて何度も何度も自分勝手にもう関わらないでほしいと言ってしまう
いなくなられるより、いなくなりたい
捨てられたんじゃなく、捨てたんだと思いたい

今はずっと、心が不安定のなかにいます。

私は、周りの同じように見える人たちとはきっと違う世界にいる。

どうすれば少しでもうまくいくのか
自分を納得させられるのか
私の課題はASDにあるのかもしれないなと思いました。

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