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そらQラジオ【text】第27回(2020年2月25日)こんなときだからこそ!リモートワークを語ろうぜ②

そらQラジオ【text】ではラジオの内容を整理してお届けします。第27回は、Slackを使いこなす、たかはしくうがさん(はたおり代表)とコミュニケーションツールについて語っていきます。(永:永山、く:くうが)

<要点メモ>
・Slackの利点は話が流れず、円滑なコミュニケーションにも繋がること
・対面とオンライン…大事なのは使い分け
・時代とともに変わるコミュニケーションツールへの対応が必要

Slackの利点は話が流れず、円滑なコミュニケーションにも繋がること

永:LINEやmessengerに比べてSlackが優れている点を教えてください。
く:一番いいところは話題ごとにトークグループができるので話が流れないところですね。
永:トークグループっていうのは、一つのプロジェクトの中の予算や広報などをわけて…ということですかね。
く:そうですね。トークグループの中でも、例えば予算の話の中で、場所代についての話を誰かが始めると、その中でスレッドというものが立ち上がります。スレッドは普段隠れていてクリックしないと見ることができないので、場所代の話をしてる時に謝金の話をしていても、話が流れない、こんがらがらないっていうのはすごくいい点だと思ってます。一方、messengerだとグループをたくさん作らなきゃいけないんです。プロジェクト以外の人や他のグループのメッセージもあがってくるので遡らないといけないし、探しづらいですね。Slackだと、はたおりの大きい部屋があって、その中でトークグループをたくさん作れるから、その議論に飛びやすい。あとダイレクトメッセージも Slack の中にあるから、遡らなくても検索すればすぐに出てきます。個人的にお気に入りなのはメッセージに対するいいねボタンやスタンプの種類がすごく多いことで、これのおかげで結構遊びながらやり取りもできて、堅苦しくならないんです。
永:これは結構本質的なことを言ってると思います。チャットコミュニケーションの一番のネックは文字だけだとお互いの感情が見えないことです。それが原因で勝手に相手へ不信感を持つこともありますし。スタンプがいっぱいあると、円滑なコミュニケーションをするためにリアクションを返せる幅が広いってことですね。

対面とオンライン…大事なのは使い分け

永:やっぱり対面のミーティングの方が大事だと思います。でも状況がそれを許さないこともありますよね。
く:これについては使い分けな気もします。昔はコミュニケーションの方法が、会うか電話か、FAXか、みたいな状態だったから、会わなくてもできるコミュニケーションを会ってしていました。今は会わないといけないコミュニケーションもあるけど、会わなくてもできるコミュニケーションはクラウドなどに移行して生産性を上げています。

時代とともに変わるコミュニケーションツールへの対応が必要

永:母集団が何を使ってるかによってどのツールに移行するかはタイムラグが生じますよね。テンラボ(鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab)はタスク管理とかチャットツールを諸々試してみたけど、 早くて楽なのでMessengerを使ってます。
く:今は過渡期じゃないでしょうか。飲み会の翌日にお礼の電話やメール受信の確認を電話で行うことなど、必要がないと思われるツールの使い方をする人は悪気があってしているわけではありません。でも、そういうツールの使い方をするコミュニティの人とSlackの中で完結することのできるコミュニティの人が交流しようとすると不幸な断絶が起きます。
永:では、これをどう乗り越えるかが大事になってきますね。Slackを使ったことがない、苦手意識があるって人の根管って、切り換えるコスト、つまりメインで使うコミュニケーションのインフラを乗り換えるコストにあるんじゃないでしょうか。色んなプロジェクトがどういうコミュニケーションの積み重ねで生まれていくか…そのツールとして今の時代に即しているのがMessengerだとしましょう。しかし、これからの時代に即するツールが階層に分けて積み上げていくSlack であるなら、対応していく必要があるでしょう。リモートワークのインフラの一つと言えるコミュニケーションチャットですが、何を使ってどう進めるかというのは状況によって更新されています。今どんなツールがメインで使われているかにアクセスし続ける、自分の中での間口を広げていくということが前提の姿勢として重要になるでしょう。これから一緒に挑戦しましょう。

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