季節は冬に
平成30年12月。
秋から入院生活を送っていた父でしたが、いつの間にか季節は冬に。しかし、父の部屋は季節感が全くありません。
扇風機が回り、薄手のパジャマ、足元は裸足の父。本当に暑がりです。その事が書いてあるのはこちら↓
入院当初は動きが活発でしたが、少しずつADLが低下してベッド上での危険な体動はなくなりつつありました。
夜の付き添いをやめてからも、落ち着いて眠っていると看護師さんからお話があり、とりあえずは一安心。
そうこうしているうちに、デイルームにはクリスマスツリーが飾られていました。
「いつの間にかそんな時期なのか。秋から何がなんだか分からないままここまで来たんだ。」なんだかとても、しみじみとした気持ちになっていました。
そして、クリスマス当日。1階のホールでクリスマスコンサートが午後から開かれるから、体調が良ければ参加してきたら?と看護師さんから声を掛けてもらいました。
父は入浴以外では他のフロアへ行ったことがなかったので、是非!と即答しました。楽器の演奏を聴いて、刺激になれば…とも思いました。
とても楽しみにしていたのですが、午後のバイタル測定で熱発。12月で、インフルエンザも流行り始めていたのでコンサートに行くのは断念することになりました。
熱発はしたものの、父は元気そうでいつものようにテレビを見て時間を過ごしました。
二年前の少し残念なクリスマスの思い出です。
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