突然のがん宣告
平成30年9月中旬。仕事を終え、自宅アパートでのんびりとくつろいでいた20時頃に携帯が鳴りました。母からです。いつもの調子で、
私「もしもし。どしたの?」と電話にでました。軽い世間話をしたあと、
母「実は、父さんなんだけど。」
私「ん?どした?」と言いながら、胸騒ぎと共にものすごく嫌な予感がしていました。
母「少し前から歩くのが大変になっちゃって、この前整形外科に行ったんだけど何でもないって帰されちゃって。」
私「えっ、先月会ったときは元気だったよね?」
母「そうなんだけど、急にね。それで、今日○○病院(市内の総合病院)に行ったら、いろんな検査に回されて半日以上かかったんだけど」
私「うん。」ただごとじゃないのは間違いない。心臓がドキドキとしていました。
母「父さん、肺がんなんだって。それで、脳に転移してるみたいなの。そのまま病院に入院することになったのよ。」
私「え…」想像以上の出来事に頭をバットで殴られたような気がしました。母は思いの外冷静に私に話をしてくれました。
母は入院の準備などがあったので、週末にお見舞いに行く話を手短にして電話を切りました。
肺がん。
脳転移。
そんな…急に?なんで父さんに?
そんな事をぐるぐると考えていると、涙が止まらなくなっていました。
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