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食の風景

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「食の風景」とは、食に纏わる美味しいお話から、料理のあれこれを、時に脱線しながら、思うままに腕を揮っては語っております。レシピは無いけれど、今日も美味しいご飯を一緒に食べませんか。
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2021年10月の記事一覧

「食の風景・おにぎりのある朝ごはん」

久々登場の朝ごはんプレートです。只今わたくし#OnigiriActionに絶賛参加中でございまして、常の朝ならば殆どお皿に盛るだけのご飯を、 ぎゅっと むすびました。今朝は「黒米入りのごはん」、中には昆布の佃煮が入っています。そして、大好物の「刺身わかめのサラダ」に、「レーズンとナッツ盛り・きな粉掛け」に、「果物」です。遂に林檎と再会果たしました。秋ですね。早生ふじです。それからピオーネ、キウイです。このキウイ、只半分にカットしただけなのですが、スライスよりも、味がよく分

「食の風景・秋刀魚定食」

 今晩は。日一日と暮れが早まり、近所の金木犀は直満開に。夕焼け染まる空へ見惚れる頃には、早涼しい風と松虫の合唱が聞こえて来ます。  そんな一日のおわり、今夜の献立は「秋刀魚、栗ご飯、味噌汁、法蓮草のお浸し」と秋味を満喫する料理が並ぶことになりました。表紙の秋刀魚、北海道産です。ここ数年は値が上がりましたが、それでも食べたい季節の味です。良い物が入荷したらしく、売り場でも張り切った宣伝が貼られていました。確かに奇麗な瞳をしていました。思わず立ち止まって、食べたいな、そう思いま

「食の風景・それじゃ炊き込もうか」

秋になると炊き込みご飯食べたいなと思います。具材も色々選べますし、素朴な栗ご飯も捨てがたい、さて何が良いだろうと迷いながら買い物へ行きました。 十六穀米に黒米と黒豆茶の豆を入れて水に浸していました。そこへ秋色を、ここはもう合わせ技にして、豪気な炊き込みご飯を作ろうと思います。 六合のお米に、秋のさつま芋は皮付きのまま角切りに。新蓮根は表面削いで同様に角切り。舞茸としめじは手で裂くので、捨てる処はしめじの先のほんの少しだけ。そして皮つき人参を短冊よりは少し細切りにして半分に