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10年以上経営しているのに、自分の考え方の間違えに気づかされた話
起業して丸13年が経過したのですが、今になって自分の考えの間違えに気が付きました。
そんな気づきを記載します。
気づきのきっかけはチームビルディングについて考えていた時でした。
経営者ならだれもが良い組織にして高いパフォーマンスを出したいと考えると思います。
私もそうでした。
そして、さらに高いパフォーマンスを出すためには?と考えた結果、チームビルディングが必要だと考えたのです。
これが、実は間違いでした。
チームビルディングについて勉強する日
チームビルディングが必要だということで、勉強を始めました。
まずはチームビルディングについて書かれた本を読み、そしていくつかの研修に参加して、ある程度自分でもチームとはこのようになっていくのかと分かった感じがしてきました。
実際に部分的には理解が進んでいたと思います。
ただ、スタートが間違っていたんです。
時は過ぎ、
改めて、私たちはアウトドアメンテナンスのリーディングカンパニーという高い目標に向けて始動した。これは世界でのリーディングカンパニーという意味で、つまり海外に出ていく必要がある。
この目標を達成するには、海外に行く事が多くなる。その時国内での組織がまとまってないと海外どころではなくなってしまう。だから今、改めてビジョンを共有して、チームとしてまとまっていきたいという話をしました。
ということで、改めてチームビルディングを考えるようになったのです。
チームビルディングを考えるようになって、ある動画が目に留まりました。
その動画には私がチームビルディング研修を受講した際の講師が出演していたため、気になって目に留まりました。
そして、
衝撃の一言
動画の中盤で、すばらしい成果を出すにはどうすればいいのか?という内容に対して、私がチームビルディング研修を受けていた際の講師から、その一言は出現しました。
「いいチームになればいい仕事ができるのではないです、その逆で、いいお題がいいチームを作るんです。」
これ自体は衝撃でもなんでもなかったです。ふむふむなるほど、さすがいいこと言うな~なんて聞き流していました。
ところが、よくよく考えてみて、では自分はちゃんとお題を設定していたのか?を考えてみたんです。
そしたら…気が付きました。
この一言のとんでもない事実を!
この言葉、翻訳すると下記の意味なんです。
あなたに本気の目標が無かったからチームがまとまらなかったんだよ
いや、まとまる必要がなかったんだよ
ガーン!
でも言われてみると、確かに当たっている気がする。
いいチームができれば、会社もよくなる。会社が伸びないのはいいチームでないからだ。という考えていたわけですね。
いいチーム、いい組織になれば、何かわからないけどすごいことができるようになる。いいチームになりさえすれば。いい組織でないからちゃんとした目標が決められない、そんな風に考えていました。
目的論からすると、つねに目的・目標が先です。
チームビルディングにおいても同じです。目的・目標が先です。
あなたが何をしたいのか?が無いのに、何が原因で上手くいかないのかを考えても順番が違うとしか言いようがないのです。
私は目標もなく、ただ組織の問題点を探ろうとしていた。
どこに行くのか決まってないのに、「そっちは違うでしょ」「いや、そっちじゃない気がする」と言っていたんです。
そもそもどこ行くの?って感じですよね。
今更ながら気づいてしまった!
ショックではあるが、まあある意味ラッキーだと考えよう。
これからやっていけばいい。
これまでのこと、ごめんなさい。
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