孤独な専門生の夢想《無知の知》

自分は高校時代、頭が良くなりたかった。
私の理想の私は完璧であった。全ての問題を解決でき、知らない事など存在しない、そんな天才こそが私の求める姿

ただ現実は全く違かった。私の能力値はとても極端で、気に入った事はとことんやる。気に入らない事は全くやらないで手を抜くと言った性格なので能力値も偏る
そして、私が得意なことは私よりもっと得意な人は沢山いるだろう、ただその時の私は視野が狭かったのだ、『上には上がいる』聞き馴染みのある言葉だが、間違いない言葉だ

高校生の私は視野も狭ければ、能力もない、その上プライドだけは高いとても面倒なやつだった。
でも私が見てきた高校生は大体こんな感じだ、多くの高校生が尖り散らかしている。

ただ私たちは心の底で自分の本当の大した事ない能力に気づいているのだ、だからこそ私は勉強に明け暮れた。理想に近づけるために、、、

その理想が離れれば離れるほど計画性が必要になる。その話は置いといて、、

ただ私は第一志望に落ち、浪人する事でそんな尖りはなくなる。自分の実力と言うのを嫌でも認めさせられるのだ、実に「無知の知』に気づいた時である。そうして丸くなり、尖る原因の競争思考、比較思考などを捨て去り、ストレス溜めないようになった。

今私は自分より3つほど若い人達と同じコミュニティにいるが、多くの人がまだこの『無知の知』に気づいていない、まさに井の中の蛙大海を知らずなのである。彼らは空の深さは知っているのだろうか

テストの点数とか、自分がどれだけ賢いかとか、どうでもいい競り合いをする。プライドが高いのだ。競争に勝つ事、また勝っていると思い込む事で幸せを得る。

勿論成長には必要な事だろう、、、
おっとこの話は他のnoteでしたので省略しよう

彼らが自分の尖っていた時と同じ思考をしていると、少し羨ましくも感じる。

『無知の知』を知らない、少しの知識で世界の全てをしったかのように思えたあの時を

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?