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お腹(小宇宙)を優しくふれて、巡り整える

「自然界を大宇宙とすると、私たち一人一人はその縮図である小宇宙である」と、アーユルヴェーダではそう考えます。

【チネイザンの心地よさにふれてから数年、私が感じてきたこと】

私が、はじめてチネイザンの施術を受けたのは3年前、八重山諸島の石垣島を訪れたときでした。
その心地よさの中に、
時折「ずっとそこに滞っていた何か」が、堰を切って流れ出すような躍動、
解放されて自分に戻っていくような自由。
「言いようのない心地よさ」を、ただただ感じて、深い眠りに落ちた。

チネイザンでふれるのは「お腹」
「腹が立つ」「腹をわって話す」「腹黒い」などに象徴するように、
お腹には、感情や社会的なストレス、毎日の食生活…
たくさんの物事を消化する役割と負担がかかっています。

「お腹」には、多くの内臓を抱えています。
内臓はそれぞれ「木・火・土・金・水」のエネルギー循環で生命を維持し、各臓器はエネルギータイプを象徴する「感情」を機能として司っている。
それは、小宇宙そのもの。

日々の生活の中で硬くなったり、滞り、循環できなくなった小宇宙が、優しくふれられて整い、巡り出すのだから、「心地よく自由」を感じるのは当然のことだった。

このアーユルヴェーディックな世界をもっともっと知りたくなり、昨年から温めていた「チネイザン・セラピスト」を2022年初めての学びとした。

小宇宙である私たちは、森羅万象の五元素からなる物質である「体」、
そして「体」と表裏一体の「心」を合わせ持つ。
故に、かけがえのないこの私である「魂」を宿し、身体という物質で呼吸をしながら、この生を生きている。

生命エネルギーと、命を維持する生理機能を適切にリンクし、生き方を導き出そうというのだから、その責任は重大だ。
でも、自分の人生の在り方を「腹をくくったとき」、なんと清々しいことか。
ま、とかく女という性ほど、覚悟を決めた時に強い生き物はいない。
(トランスジェンダーの時代にすみません)

つづく♡

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