そらの空き地

ライター。カルト宗教2世、DV、離婚、パワハラ、ホームレス、アダルトショップ勤務、イギ…

そらの空き地

ライター。カルト宗教2世、DV、離婚、パワハラ、ホームレス、アダルトショップ勤務、イギリスへホームステイ、山寺で住み込みの修行など経験豊富。機能性ディスペプシア完治。

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はじめの挨拶 [機能性ディスペプシア闘病記-0]

はじめまして、「そらの空き地」と申します。 キザなペンネームをつけてしまい、非常に後悔しています。 普段交流のある人からはキャラに合わないと失笑を買うことでしょう。 いーよ、笑え笑え。 大学3年生の頃に機能性ディスペプシアを発症した。 僕の場合、毎食後に強い胃もたれが生じ、ぐったりと動けなくなるという状態が毎日続いた。 抜本的な治療法もなく、西洋薬(胃腸薬、精神薬)、漢方薬をいろいろ工夫したが一向に改善されず、年々症状は重くなっていくばかり。 なんとなく、35歳で生命の

    • コミュニケーションの前提[日記-3]

      驚いた。 今月、1日平均3万歩って笑 7〜8月も2万歩以上でやべーと思いましたが、比じゃない。 暇があれば散歩してるからですね。 去年10月に東北に引っ越してるので、やはり車社会は歩数が減る。 意外に都会の人の方がよく歩くというのはわかったのだけれど、6月以降は異常。 歩くだけでポイント貯まってお小遣い稼げるアプリがあるけれど、導入を検討してしまった。 GPSで歩いた経路を追われそうなので嫌だけど。 無料で使えるアプリは多々あるけれど、基本的にそれらは個人情報なり、何

      • あの人のように [機能性ディスペプシア闘病記-3]

        初恋は小学5年生だった。 白いブラウスの似合う、お嬢様風の子だった。 当時の小学生では珍しく、日傘をさしている子だった。 ある日夕暮れに理科室へ忘れ物を取りに行ったら、彼女が窓辺でひとり泣いていた。 わけを訊いても何も話さないので、「僕の失敗談ベスト10〜!!」といきなりダサい自分のエピソードトークをしてみた。 しかもベスト10と言いつつ、7つくらいしか浮かばなかったし。 彼女は途中でくすくす微笑んでくれて、最後にはゲラゲラ笑ってくれた。 これが僕の恋の原点なのだけれど

        • 「ま、いっか」の先生 [機能性ディスペプシア闘病記-2]

          前回、それなりに暗い感じで少年時代を綴ってしまったけれど、僕としてはあの環境が普通であった為、体感としてはそこまで苦痛ではなかった。 まだ他の家と比べて我が家が変わっている、ということも認識していなかったからかもしれない。 小学1〜3年くらいはそれでも引っ込み思案で、おとなしい子だった。 勉強の成績もあまり良くなく、パッとしない印象だったろう。 小2の頃、仲の良かった同級生が、成績不振を理由に担任から怒られていた。 「もっと頭のいい子を見習いなさいよ!ほら、頭のいい子、

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        はじめの挨拶 [機能性ディスペプシア闘病記-0]

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        • 日記
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        • 機能性ディスペプシア闘病記
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        記事

          落とし物の人生 [日記-2]

          昨夜は背中が痛かったので、眠剤を半錠飲んだ。 今朝は5時起床。 毎朝だいたい5時に起きる。 そこから30分〜1時間くらい散歩し、一度帰宅して今度は犬の散歩に出る。 朝からかなりの運動量だ。 少し前に熊がよく出る地域に住んでいたのだが、そこではこの日課はストップしていた。 1度、近所の川を親子熊がブラブラしているのを目撃して、まだ人生を謳歌したいから7時以降に家を出ることにしたのだ。 自宅横の公園で熊出没情報が更新されたこともある(自治体からメールが送られてくるのである)。

          落とし物の人生 [日記-2]

          カルト宗教2世としての少年時代 [機能性ディスペプシア闘病記-1]

          機能性ディスペプシアの闘病記であるが、人生に大きく関係するものなので、幼少期からの記憶をたどる。 一般的に、一人で留守番を始めるのって、何歳くらいなんだろう。 僕は3歳からしていたようだ。 外出する時、親はもちろん心配して連れて行こうとしたが、僕が頑なに一人で家にいたいと主張したらしい。 当時の口癖が「旅に出たい」で、その頃から、親と居るのが嫌だったのかもしれない。 なんだよ、「旅に出たい」って。寅さんかよ。 僕が子供の頃、両親はカルト宗教に入っていた。 一応教団名は伏せ

          カルト宗教2世としての少年時代 [機能性ディスペプシア闘病記-1]

          眠剤抜いた [日記-1]

          台風一過の晴天と豪雨が交互の一日。 台風や猛暑について「史上最大」「〇〇年に一度」と大袈裟に報道される向きが、僕が子供の頃に比してエスカレートしている気がする。 慣れすぎてしまって今ひとつピンとこない。 ハリウッド映画の予告編で毎度涙していた全米は、最近は笑顔を取り戻しただろうか。 長年患っていた機能性ディスペプシアは、精神薬では治せないと判断し減薬に舵を切ったのが一昨年(今年持病は完治)。 ようやく睡眠薬(エバミール)半錠まで減らせていたので、昨夜は試しに飲まずに寝てみた

          眠剤抜いた [日記-1]