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時をかける少女


筒井康隆 1967

発表からもうこんなに月日が経っている。初めての出会いは映画の形でした。主演は原田知世さん。監督は大林宣彦さん。公開は1983年、角川映画が全盛期の頃。主題歌のイントロを聴くだけで、当時の自分の姿もみえてきて、泣きそうになります。

🎶 あなた
   私の元から
     突然消えたりしないでね・・・・

中学三年生の和子は同級生の、一夫、吾郎と一緒に理科室の掃除を行なっている。彼女がふと人の気配を感じ、実験室に入るとラベンダーの香り。彼女は意識を失います。その三日後、和子のまわりに不思議な現象が起きるようになります。危険を感じた時や事故に巻き込まれそうになった瞬間、和子は前日の朝に時間を逆行する。なぜこの能力が和子の身についたのか。和子は一夫と吾郎に打ち明け、そして三人で理科の担任の福島先生に相談する。

「事件の真相を知るためには、意識を失ったあの日、あの理科室に戻る事。」

やがて自分の意思で時を超える事が出来るようになった和子は、
四日前の理科室へ、飛ぶ。
正体不明の訪問者を待ち受ける和子。そこへ現れたのは・・・・。

🎶 過去も未来も
   星座も越えるから
    抱きしめて

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