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Katsuhisa Sakita
2021年6月2日 19:50
ローランの歌 11世紀「われらは正しい!邪はそれ外道にあり!」極端な二元論に基づいて「われら」(キリスト教徒)が「外道」(イスラム教徒)を打倒するというのが作品の流れです。「戦争もの」は人々の心を掴みます。生死を賭けた戦いの表象は、戦場に立った事がない人にこそいっそう魅惑的に映るもの。フランス文学史上最初の傑作として挙げられるこの武勲詩「ローランの歌」で描かれる「外道」ことイスラム教徒