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Katsuhisa Sakita
2023年1月28日 13:02
『矢作物語』(浄瑠璃)人形浄瑠璃(文楽)において三味線の伴奏で語る義太夫節を今日では「浄瑠璃」と呼ぶ。義太夫節は初代竹本義太夫(1651〜1714)が始めた曲節(節回し)である。義太夫節の詞章も浄瑠璃という。義太夫に優れた詞章を多く提供したのが近松門左衛門(1653〜1724)である。特に「出世景清」(1685)は、義太夫の曲節、近松の詞章を語った最初の作品で、これを境にして以前のものを「古浄
2023年1月4日 10:07
・・・・・『心は一種の劇場だ。そこでは色々な知覚が次々と現れる。去っては舞いもどり、混じり合っては、限りなく、様々な情勢や状況をつくり出す。』デイビット・ヒューム 1711〜1776「人間本性論」・・・・・「印象」が「感覚」を刺激して「快楽・苦難」を人間に「知覚」させる。印象が消えてしまった後でも「心」に保持しておくものが「観念」である。観念は印象を再現可能なものとする。人