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守護神と忌神について『四柱推命』

今回は守護神と忌神についてお話ししていきます。

四柱推命では用神と言いますが、守護神の方がしっくりくるのでこちらで書きます。

すでに周知の事実かと思いますが

守護神が透干しているかどうか、忌神が透干しているかどうかは、なかなか見逃せないところです。

もちろん、命式全体を見ることは前提ですが、今回はここについて💡


ものすごく端折って記載すると

調候の第一守護神が透干=自分を活かしやすい

28元にある=開花させる努力が人より問われる

守護神がない=より個性的なスタイルになりやすい

と考えられます。

もちろん、透干しているから努力していない、ということではなく、比率が変わってくるんですね。

透干=すでに自分を開花させる武器を所有している、もしくはその扉を開きやすいということになりますので、自分を活かしやすくなります。

28元にあると、開花させるまで眠ったような状態ですが、種は保有しているため、努力することで花開き、例えばちょっとメジャーどころではないけど強くなる、みたいなところです。

守護神がどこにもない=自力でその要素を補う(種を取りに行くところから)、周りの人と協力してカバーするかとかありますが、やはり努力して地道に実力をつける人生になると考えられます。そして大運で巡った時に爆発的に開く、ということもあるでしょう。

という形で、守護神がどう位置しているか、あるのかないのかでけっこうアプローチは変わってきます。


では忌神が透干していると、どうか

単純にいうと『努力が問われる比重が増える』と考えられます

一般的な成功法則、王道パターンがこのタイプの人には使いにくい、となることが多いです。

もちろん干支や通変星も考慮しますが、積み重ねが必要なことは大きく出てきます。

特に使命星に比肩があったり、癸が命式の中で重視される場合は特にです(これだけが重要ではないですが!)

その努力が強力な柱となりますので、必ずしもダメということではありません。

ただ、忌神なのでちょっと運勢上なんかしっくりこない、なんか違う、ともなることもあります。

ここで厄介なのが、調候では忌神なのに調和では守護神である、ということもあるのです。

この場合、能力開花するためには脇に置きたいけど、命式全体のバランスを見るならとても大切、という『見る角度によって意味合いが変わる』という事態が発生します。


能力開花=必ずしもバランスが取れる、ということではなく、状況によって変化するのが占いの面白いところです。

ちなみに忌神が透干していたら、あまり表舞台で無理に目立とうとせず、自分のペースで密かに、コツコツと積み重ね、人には真似できない何かを身につけることもオススメです。

実力をしっかり身につける前に動きすぎると、しっぺ返しがきたりします。

無理に注目を集めようとすると、逆になんか落ち着かない事態になったりします。お試しとも言えますが、魂からずれた時にも発生する出来事です。現状の運勢を見ることも大切ですが、忌神が透干している方を見ると、レールの軌道修正として起きていることが多いです。

私が見てきた事例では、この場合、一般的な書籍やテクニックを利用しようとすると、なんかうまくいかない

でも自分の感覚で、自分がしっくりくる形で積み重ねたらなんか結果が出た、ということを見てきました。

絶も持っていましたら、その要素はより強くなるでしょう💡


もちろんこれだけで全てを判断することはオススメしませんが、一つの側面としてはありだと思います。


忌神が強く作用していたら、誰よりもコツコツすることで気づいたらとんでもない実力を身につけていた、でも実力なんてどうでもよくて、ただ『今日も今日とて水を汲む』みたいな心持ちが良いのかな、と思ったりします😊

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