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ていねいに、今を

ていねいなくらしをしたい。
そう思う人は、コロナ禍を経てだんだん増えていると思う。
わたしもそのなかの1人で、ただ周りに流されて生きるのではなく、自立して、自分で生活を形作っていきたいと思うようになった。

なんとなく、あんなくらしがていねいなんだろうと思うことはあるけれど、具体的にどんなくらしがていねいと言えるんだろうか。

まず思いつくのは、自然や時間などに抗わずに受け入れるくらし。
季節の恵み、その土地の恵みを楽しみながら、まわりの人と分かち合ってあたたかいコミュニティの中でくらす。
畑で野菜を育てたり、季節の果物でジャムを作ったり。
日用品を環境に良いものに整えたり、行事食を作ったり。
時間がかかることも多いけれど、かかる時間はきちんとかける。
「早くしないと」とイライラしたり焦ったりすると、こころが休まらないし疲れてしまう。
「時間がない、お金もない」と不安になる人にこそ、ていねいなくらしは必要だと感じる。

かかる時間をきちんとかけ、今ある時間やお金やモノを受け入れる。
ていねいなくらしは「自分のありのままのサイズで暮らす」ことだと思う。
わたし自身、自分を大きく見せようとしてできないことを恥ずかしがったり、スマートフォンで必要以上の情報を取り入れて疲れてしまったりする。
今の暮らしは情報過多で、キャパオーバー。
お金、時間、スキルの習得、資格試験。
あれもしなきゃ、これもしなきゃ…。

でも、自分のありのままのサイズでくらせるようになれば、「今の自分にできること」にフォーカスできるから、今を楽しむことにつながっていく。
人と比べず、自分が喜ぶことをする、自分に正直な生き方。
過去や未来に振り回されず、今を大切にする生き方。

ていねいなくらしをしたい。
その想いは、わたしにとっての処方箋。
これから、この想いとともに、毎日を積み重ねていこう。

ありがとうございました!

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