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出雲、日帰りご神事①

2023年12月13日、神に呼ばれて出雲大社へ行ってきました。
その時のお話を綴っています。


◉大国主さんに呼ばれた話

シャーマン認定されてから1年と少し。神さまのお仕事を始めてから、早10カ月くらい?
箱根の九頭龍さんから、シャーマンとして出雲の地を踏むのは絶対必要。といわれたので、予定を組んで行ってきました。

先輩シャーマンたちが「出雲は日帰りで行く場所」っていうからw ほんとかなぁと思いつつも、日帰りで行ってきました。
結論から言うと、14時には業務完了してたので、日帰りで充分でした(笑)

当日一番最初にお伺いしたのは出雲大社。
出雲の地を踏むのだから、当然といっちゃ当然です。
今回神在月はあえて外して行きました。神の合コンみたいなものって聞いてたので、そんな時に行って、話をちゃんと聞いてもらえるんだろうかと疑問に思ったからです。

でも先輩方は、神在月に行く人が多かったので、何か意味はあるのかな。今度聞いてみようと思います。

出雲大社ー神楽殿ー


◉出雲大社の大国主さんの性格

さて。全国各地にいらっしゃる大国主様ですが、それぞれの神社によって性格が若干違うように思います。石川県にある気多大社の大国主様は、ちょっと若い感じがしましたけど、出雲大社の大国主様はワイルドな中年男性というイメージかな。豪快に笑う方でした。
帰る時に「おかねください!」ってお願いしたら、大笑いされました(笑)

話がすっ飛びました。
まだ来た時のお話の途中だよ。


拝殿に立って「九頭龍のシャーマンです」とご挨拶すると、遠出の旅を労って下さいました。すでに先輩が立てて下さっていた結界の中心に、地軸をさすのが今回のお仕事。

今度もう少し詳しく書こうかなと思いますが、シャーマンのお仕事とは。色々あるけれど、日本の大地を守るという業務が一番に挙げられます。
結界も地軸もそのお仕事のひとつです。

お仕事に際して、拝殿前で祝詞を声に出して唱えたり、ぱっと見怪しい人かな?と思われかねない所作をしたりするので(笑)、恥ずかしい&邪魔かな~と思って、周囲をチラッチラッとみてしまう。この辺はまだちょっとなれないなぁ。

あ、でもこの日の出雲大社は、神在月が終了した平日の早朝だったこともあって観光客がとても少なかったです。仕事自体もそこまで難しいものではなく、15分~20分程度で無事完了。大国主さんに地軸立てが終了した事をお伝えすると、

「稲佐の浜に行きなさい」

と言われました。
稲佐の浜へ向かう必要があるのは、事前に知らされていた事なので、事前準備は万端でした。

出雲大社ー参道ー

◉稲佐の浜に向かう道すがら

しまった。道中の写真を一枚も撮らなかった。。。
出雲大社から稲佐の浜までは、徒歩で20分かからない程度。大きな登り道もないので、バスには乗らずに歩いて向かいました。

道中、出雲阿国(いずもおぐに)のお墓などがありました。現在の歌舞伎が出来るきっかけになった方、なのかな? そんな説明書きがありました。

でも、阿国さんにはあまり興味がなく「ふ~ん…」で終わる私。折角出雲まで来たのだから、観光すればいいのにと、自らにツッコミを入れつつ、稲佐の浜へとずんずん向かう。

目的地に近づくにつれて、何だか不思議な感覚に襲われる私。20年ほど前に出雲大社へ向かったことはあったけど、稲佐の浜は今回が初めて。にもかかわらず、涙があふれだす。

「え~、到着前から泣くのか私……」

と、ちょっと慌ててしまった。


この記事を読んで下さる人の中に、過去世を信じている人はどれくらいいるだろう……

私はシャーマンをやっている手前、過去世というものと多く向き合う必要がある。だから私は「過去世はある」という認識と理解のもとで仕事を行っています。

万人に同様の理解を求めることはしていません。ただ私の記事を読んで下さるときだけは、過去世が存在していると思う人もいるんだな、という認識の下で文字を追っていただけるととても嬉しいです。

稲佐の浜

大昔、この場所で起きた出来事の詳細を文章にすることは、神からNGが出されているようなので口を閉ざすけれど。どうしようもないくらい涙があふれて止まらなくなった。

稲佐の浜で、一人の神が私を待っていた。

つづく……


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