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Podcastで配信、現役ラジオドラマの王様。極めて平均的なサラリーマン「NISSANあ、安倍礼司」を紹介

ラジオの王道と言えば

・深夜ラジオ
・ニュース番組
・帯番組
・一人しゃべり
・ハガキの読み上げ

あともう一つ大事なもの「ラジオドラマ」が存在する。

ラジオドラマの象徴的なエピソードとしてはイギリスのSF作品「宇宙戦争」を米国でラジオドラマとして放送した当時、あまりの迫真の演技や演出によって実際の出来事と誤認してパニックになった話が存在する。

ラジオドラマの魅力とはこのエピソードに凝縮されている。映像作品とは違い音だけで演出することで全てを表現する必要がある。音という制約があるからこそ何だって表現することが可能になっている。絵で見せる必要がないからこそ言葉で伝えてしまえばそれが事実との違いがわからなくなる。

そんなラジオドラマ。残念ながら今の日本のラジオ界隈では番組数が少なく、放送されている数が少ないのが現状だ。スポンサーが入れ替わり立ち替わりする形式が基本だからだろうか? ラジオドラマという形式上採算がとれないのかもしれない。

少ないラジオドラマの中でも特に面白く、自分が継続的に聞いている「NISSANあ、安倍礼司」を紹介していきたい。

「NISSANあ、安倍礼司」とは

この物語は、ごくごく普通のサラリーマン・安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、
それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディである。

TOKYO FMで放送中、平均(Average (あべれーじ))なサラリーマン、安倍礼司のお話。

毎回上記の番組説明が読み上げられているが、番組説明そのままの内容だ。平均的な東京神田神保町で働くサラリーマンが最近のトレンド(とりあえずビール!からとりあえずレモンサワーの人が増えているのを知ったのはこの番組のおかげ) をコメディドラマにして毎週放送されている。最近の流行り(トレンド)やお話にあった曲が流れてくるのは私の毎週の楽しみになっている。

サザエさんよりもちゃんとサザエさん(日本の平均の人のお話)してるかもしれない可能性もある

Podcastで配信中

そんな安倍礼司、Podcastで配信されています。

ラジオ番組でありがちなPodcast専用に収録された特別番組になっているが、クオリティはそのまま、安倍礼司で出てくる女性陣がそのままで配信されている。

現役ラジオドラマのプロの方達のコンテンツは耳が楽しく。広く聞かれてもらいたいと思えるものになっています。おすすめです

最後に

番組名にもなっている「NISSAN」がスポンサーの番組なので、ゴーン氏の騒動やNISSANの経営問題が色々と気がかりです。。スポンサー降りるとかなったら嫌だなぁ。。。

P.S プロデューサーインタビュー記事が公開されました

30代中盤のサラリーマンにターゲットを絞る、舞台俳優を起用して音だけで3次元的に表現させる事を意識して企画を立ち上げたそうです。

サポート頂けると配信中のポッドキャスト「3時になったら休息の話をしませんか?」のためにより良いコンテンツ作りの励みや時間を作る事ができます!あと、どら焼きとか買えます!