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日記:「男を捕まえる」というと?

久しぶりに「男を捕まえる」という言葉を聞きました。
もうすぐ80歳に手が届く男性からです。その方が娘さんのことを語る中で、使われた言葉でした。
「それはそれは、よくできた娘さんですねえ」というところなのかしら。
少し違和感がありました。

そういえば、最近あまり聞かないなと思って軽くネット検索をかけると、思いのほかにヒットして、例えば「イイ男を捕まえる」方法という記事が2020年代に入ってからも多くありました。

まあ。

もともとあまり上品な言い様ではないとは思います、「スラング」でしょうか。下世話なニュアンスがあります。

とはいえ、いつの時代も下世話な言葉はあるものです。
「男を捕まえる」には、そうではなくて「古さ」を感じたのだろうと思います。
そこにはおそらく「女性の権利」への意識変化があるのだと思います。

冒頭の話に戻れば、その男性にとってお嬢さんは、「男を捕まえる女性」なのでしょうか?なんだか、鳥が「虫を捕まえられるようになった」というのと似ているなあと思いました。

とはいえ。

「男を捕まえる」が「古い」という感覚ですら、古くなって久しいと思っているのですよね、今の時代の「男を捕まえる」ってなんだろう?

人が「捕まえる」対象ということは、人を、自分のために「利用する」ということでしょうか?
確かにポケモンみたいに、「男」なりを捕まえてさまざま守ってもらったり便宜を図ってもらったりするのなら、それは「やるねえ」と思います。

でもそんな「ドラマやマンガみたいに」「男」なりを捕まえようという気分を、リアルの人々が持つものなのでしょうか?
色々な人がいるのだから、そういう人もいないとは言い切れないですが。

例えば自分の容姿なり魅力に自負があり、何かに「負けたくない」と思っているのなら、そういう気分になるかもしれませんねえ。


「男を捕まえる」ってどういうこと?
ちょっと周りの人たちに、聞いてみようと思います。

[日記:2023年9月3日]

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