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動物の欲求と人間の欲求の違い
人間には、動物にはない高度な欲求があります。
それは脳の外側「大脳」によるものです。
動物の脳は、 生命維持や本能行動、情動行動に関与する、「大脳辺縁系」というものがあります。
脳梁の所にある大脳の奥の部分ですね。
様々な「欲求」が生まれる場所です。
動物の欲求には「食欲」「睡眠欲」「性欲」
があります。
人間は、大脳の発達により高度な欲求を発生させます。
○自己実現の欲求
↑承認(尊重)の欲求
↑社会的欲求 / 所属と愛の欲求
↑安全の欲求
↑生理的欲求
マズローの欲求5段階説ですね。
人間は進化の過程で大脳が前へ前へと突き出して
いきました。
欲求は、時に暴走します。人間社会で生きるのであれば迷惑です。時にタイーホされてしまいます。
じゃあ、欲求を捨てようと仏教にあるような
「煩悩を捨てる」事が正しいでしょうか❓
欲求が無いということは、抜け殻のような人間
であり、人間とは言えません。
ダメなことは理性で制し、正当な欲求は叶えていく。
欲求とうまく付き合ってこそ人間です。
それには前頭葉を鍛えるセルフコントロールが
必要になります。
↑過去に前頭葉、セルフコントロールの記事を
書いたので、見てください。
認知症の種類の中に、前頭側頭型認知症という病気があります。
前頭葉の機能が低下しているので
万引きや暴力などの反社会的行動を取ったり
無関心や意欲の低下があります。
対して子どもは、前頭葉が未発達なので
急にキレたり、泣いたりします
大人でさえ、よくキレる人や
やっちゃダメなことをやってしまう人
日常やニュースで見かけます。
何歳になっても勉強し、他者とコミュニケーションをとり、自分自身をコントロールして
前頭葉を萎縮させないように、頭を使い続けないといけませんね。
↑こちらの本を少し参考にしています。
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