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北方水滸伝が面白い❗️

職場の人が、ドラマの水滸伝すいこでんが面白いと教えてくれました。テレビではなく、1巻ずつ小説を買いました。(1巻だと中古で100円ぐらい❗️)

テレビは子ども達が占領してるので😫

本を開くと、古代中国の時代背景や、見慣れない漢字だらけの名前に「これ買ったの失敗だな」と挫折しそうになりました。

しかし、少し読んだだけで、頭のなかで鮮烈に
イメージが湧いてきて、本に引き込まれました。


話の内容をざっくり言うと、悪政で腐りきった
政府(開封府かいほうふ)があり、それに抵抗するために
立ち上がった義勇軍(梁山泊りょうざんぱく)が戦うというストーリー。

開封府の軍隊(禁軍)の武術師範、王進おうしん(メチャ強)は
高俅こうきゅうという政府の役人からハメられ、追放されます。
脱出を手助けしたのは、同じ禁軍の林冲りんちゅう(槍の達人)

ドラマでは王進はチョイ役らしいのですが
北方水滸伝での王進の立ち位置は、問題を抱えた若者の教育係で

グレた若者を、共に脱出した王進ママと一緒に
更生していく。
その過程が感動します。
更生した若者は後に政府を倒す力になります。

林冲もハメられ、牢屋に入れられ、奥さんも
死んでしまいます。
魯智深ろちしんという坊さんに助けられ
それから打倒開封府のために動き始めます。

北方水滸伝の面白い所は、義勇軍の登場人物の
魅力がヒシヒシと伝わってくるところです。

王進も林冲も、武術は最強なのに謙虚で人間想い
。さらに忍耐強いという、人間の見本のような人です。


私が20歳になる前ぐらいに北方三国志を読みました。(吉川英治だったか忘れました)
すごく感動したのを覚えています。

蜀びいきだったので、蜀が衰退し始めたころから
読むの辞めました😭

三国志と一緒で男臭い小説ですが、人間の絆や
人間模様は現代に通ずるものを感じます。

今3巻を読んでいて、梁山泊が結成し、様々な人材が集まっています。(最終的には108人の主要人物が登場するらしいです😵)

興味があればぜひ❗️

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