【詩】どうしようもなく螺旋の渦
これは静止した世界で起こる
何時でも側にいてくれる人なんていない
あなたがどうなんて言葉は出てこない
孤独で
孤独で
孤独で
でも孤独で死んでしまう事もない
只生きてるだけの屍になる
空中に浮かぶ霧のようになり
誰かの息になるなんてことはない
それが世界中でいちばんの孤独だなんて
いったい誰がわかるだろう
すぐに見渡してみて
周りにある堤防が決壊しそうで
怖くなる
唇から出る黒いものは何?
それは澱のようなもの
孤独という名の澱のようなもの
あなたは知っていますか?
それには破壊力があるんでしょうか?
それとも微小な愛なんてものが入り込んでたりしてませんか?
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