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迷走する瞑想【起業まで約5年】

起業する、ということにあたり必要なものは何か、と考えたところたくさんのワードができたが、その中に瞑想があった。
私は結構メンタルのアップダウンがあって(多くの人がそうか)
ガンガン進むときも多いが、プツっと切れたり悩みこんでしまうときがある。

ただそういう途切れてあまり何も手につかない期間、というのも案外意味があって、その期間が終わりに近づいて復活する時、大抵は今まで気づけなかったことに気付いたり、悩んでいたとに対し意外な方向性や考え方が見いだせたりする。元が頑固(人が言うには)なためか、ガツンとメンタル的衝撃があってそのあとに視界が開けたり、180度くらい価値観や考え方が変わることも結構ある。
周りを見ていてもそんな気がするが、頑固者の成長ステップは激しいことが多い。カタいものは強めに一気に壊さないと壊れない。

そうはいっても、メンタルが不安定な事業主なんて単なるヤバい奴である。
今まで気になっていた「瞑想」を少しずつ、でも本格的に始めようと決心した。

ひとまずて手近な情報元であるネットで「瞑想 方法」などと検索。
瞑想は今流行りでGoogleのようなビック起業も取り入れているくらいだから、ある程度メジャーな方法があるんだろう、くらいに思っていたが、サイトによって結構まちまちだった。悩んだ末、一番やりやすくて簡単そうなのから実践。

(端折りますが)姿勢を正して、時間をかけて息を吸い、吐き出す。呼吸に意識を集中させる。

最初は10分から、と書いているサイトがいくつかあったけど、10分て長くね?と思いつつ開始。

言われたとおりにイスに座ったまま姿勢を正し、目をつぶって息を吸う。
息を吸う速度が一定ではなくブレブレなのが分かる。
そして吐く。

呼吸に意識を集中って書いてあったけど、集中ってどういうことだろう。息をイメージしろということなのか。それとも息を吸って膨らんだ腹の感覚のことか。イメージするのであれば息を着色した方がよいだろうか、平均的な速度で安定して吸えないなぁ、あ、時間余計にかかった…
などと、瞑想という言葉のふんわりイメージとは逆に、頭の回転が速くなりむしろ頭に疲労を感じ始めた。

そいえば目をつぶっているから時間がわからん、試しに計ってみよう…と改めて目をつぶって息を吸う。
実は吹奏楽部だったので、こういうことを結構やった。楽器は基本腹から吸うので腹式呼吸はできる…と思っていたけど、よく考えたらこの瞑想に腹にしか空気を貯めてはいけないっていう縛りはないぞ(多分)。腹にも肺にも空気を入れたらもっと呼吸が大きくできる…ってこれ完全に部活の思考


仕事以外の時間を、家事育児の時間をいかに圧縮して勉強等の時間を捻出するか、ということも毎日考えて過ごし、10分・30分・5分、と小分けの時間を何とかかき集めて勉強の時間を作る日々である。
瞑想は大事だと思ったが、本当にこの10分、必要なんだろうか。

前にメンタルの本をいくつか読んだ時、文章を書いたりするのもリフレッシュになる、と書いてあるものが多かった。それならこのブログもメンタル安定化への対策になる。文章を書くのは嫌いじゃない。じゃ、今はそれだけでいいか。今の生活にメンタル対策を2本はバランスが悪い。

散々脳内が迷走しちっとも落ち着かないという結果しか出せず残念だけど、自分の中で辞める正義を無理やり作り、瞑想は一時停止。
起業するときまでには、やることで得られるメリットをきちんと享受できる、本当の瞑想を身に着けておきたい。タイミングを見てまた始めようと思う。

起業まであと約5年。


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