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無意識を意識するということ

10年ほど前「無意識を意識する事を大事にしてみてください」と言われたことがある。当時は全く意味がわからなかった。意識してないから無意識なんでしょう?と思っていた。

無意識で動くものの代表が臓器。呼吸とか。
クセも無意識な仕草。

とりあえず、「無意識に心で感じるもの」とじっくり向き合ってみることにした。
まず気づいたのが、私は「怒られること」にトラウマ的な何かを持っているということ。ビクビクするのだ。デンとしているように心がけた。ビクビクするものに人は更に怒りをぶつけるからだ。
次に気づいたのが、無意識に作り笑顔をする。元気なフリをする。無理して笑顔も元気なフリも要らないなと思ってやめた。
そのほかにも色々あった。「人に好かれようとする」など。好かれようとする事など、無意味な事だと後々知ることになる。自分軸がズレるのだ。自分を生きていけなくなり、結果人間関係での悩みが増えることに繋がる。

無意識を意識するうちに人の無意識もわかるようになった。
私は、無意識に人を甘やかすのか、無意識に人に甘えられてしんどい思いをする。そして、こちら側が「無意識甘やかしスイッチ」を切るとどうなるか。相手は怒り始める。いつも。もらえていたものがもらえなくなった子供のように。この時の攻撃には反撃しないようにしている。無意識レベルの話をしてもわかってもらえないから。だって、無意識なんだもの。ただ「あー怒ってはるなぁ」て過ごす。不思議と相手も「甘やかしスイッチ」がないことに慣れてくるものだ。

無意識を意識する習慣がついてから、生きやすくなった。
自分の執着とかも気づけるし、悪癖もわかった。
(私には、「怖いものに近づく」という悪癖がある(笑))

人間関係に悩む人、HSPの人、
無意識を意識してみたらどうだろう?
振り返りでいいから。



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