星野源「うちで踊ろう(大晦日)」

紅白で歌われた星野源の「うちで踊ろう(大晦日)」に
「ハッ!」とした。あたしのなかで星野源は「生活」を歌う人。
一時期大好きで5大ドームツアーのうち、3つのドームに足を運んだくらいだ。

「生活」への寄り添い方が変わっている。
今、世の中が変わってしまったから。
しかし、コロナ禍のもとの生活を歌いあげた。

そして、この人は「ひとはひとりだ」と言う。
あたしが星野源を好きな理由のひとつだ。
ひとは、「それぞれ」であり「ひとり」なのだ。
きれいごとを歌わない。
紅白バージョンは。星野源にしては語り過ぎた感も否めないが、
あらゆる年代が観る紅白だからなのかもしれない。
去年からピンクの衣装を着ているのも「多様性」を尊重しているからだろう。赤と白が混ざればピンク。白組紅組で男女を分けることにに対する彼なりの抵抗かもしれない。

「愛が足りないこんな馬鹿な世界」だと歌った。
胸がスッとした。常々思っていたことを代弁してもらった気になった。
争い、○○警察、人の文句、愚痴、うんざりだ。
それをして一番傷つくのは自分なのに。
一番自分自身に大きく聞こえるし、インプットされてしまうから。

それでも、愛を大切に生きていこうと思えるのは、星野源の様な発信者がいてくれる事も大きい様な気がする。

ありがとう、ほしのげーん。

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