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ゆるめるケアをしてからのからだの変化(後編)

前編に続き、からだの変化についてお話ししていきます。

ハードワークからゆるい運動へ、心地よさを基準にしていった

時は進み、結婚したあたりの時期には運動メニューがだいぶ変わっていました。内容は「ヨガ」や「バレトン(バレエ・ヨガ・フィットネスの要素を含んだエクササイズ)」のみを行うようになり、ウエイトトレーニングやランニングはほとんどしなくなりました。



理由は、それが自分に合っていると思ったから。とくにバレトンのレッスンを持つようになってから、自分のからだがみるみる変わっていくのを感じました。筋肉を気持ちよく伸ばしたり、インナーマッスルを鍛えた方が体が変化するということがわかったし、なにより動いたあとがすごく心地いい!これでからだを変えられるならこれだけでいいと思ったため、徐々にハードな運動をしなくなっていきました。

そして食事面でも変化が。同じ時期に「ファスティング」をはじめて実践してみました。はじめは空腹でいることに耐えられるか心配だったけど、案外平気で、それよりもからだがすごく軽くなって、空腹でいることに心地よさを感じられたのが驚きでした。満腹の状態はからだが重く感じるし、頭が回りにくいということもはじめてわかった感覚。だから少しずつ、満腹は心地よくない感覚になり「満腹か満腹じゃないか」ではなく「空腹か空腹じゃないか」という基準で食べるようになりました。

ノルマや制限をかけるのではなく、心地よさを基準に行動するように。そうして、気づいたらいつの間にか体重は52㎏に。とくに頑張ったりせずに、1年かけてゆっくりと11kgも減量できていました。

妊娠・出産がっきかけでからだにやさしい生活に

結婚をして、妊娠がわかったあたりから、生活習慣も変わってきました。妊娠をしているととても疲れやすいし、いつでも眠いので、夕方あたりからはできるだけ自宅で過ごし、眠たくなったら寝る生活に。

自分にストイックな性格だったので、最初のころはこんなにのんびりしていていいのかと、変な焦りと不安があったのを今でも覚えています。そして、お腹の子のためにもからだを労わらなければという意識もこのころから芽生えてきました。妊娠をきっかけにゆっくりと、意識改革が進んでいたんですね。

無事に子どもが産まれ、赤ちゃんとの生活に。とにかく早寝早起きになりました。食事も3食しっかり食べて、すこぶる健康的で規則正しい生活です。子どもが産まれる前の私には考えられないほどからだにやさしい生活。

そういえばニキビや肌荒れなどのお肌の悩みはまったくなくなっていました。なぜだろうと振り返った時に、生活習慣が整ったからだということに気づき、産後は妊娠前よりもきれいになれる要因がたくさんあると感じたのです。

ストレスとどう向き合うかが鍵

ただ、生活習慣が整ったとしても、赤ちゃんとの生活は幸せなだけではなく、もちろんストレスもあります。このストレスとどう向き合うかで産後のからだの状態が変わってきます。

「不調を改善したい」「産前の体重に戻したい」など産後のからだの悩みはいろいろありますよね。からだを変える方法もさまざまあり、どの方法を選んだとしても、今までの習慣を変えることには無意識にストレスは溜まっていくもの。からだの声を聴いてこまめにストレスを処理できていれば、途中でやめたくなったり、ストレスの吐口として爆食してしまうことはありません。

「からだを変える」には絶対の正解はなくて、人それぞれ自分の心地よい方法をみつけ、ストレスなく続けることが大切だと、産後の状態を経験してみて思うのです。子育て中は大変かもしれないけど、どんなときも大事にしたいのは、それをしていて「快」か「不快」かという、自分の「心地よさ」です。

自分の「心地よさ」を大切に。からだの声を聴きながら...

自分を労わることに意識を向けていたときに出会ったのが植物療法の考え方。植物の力をかりてゆるめるケアをするというもの。ゆるめるというと、精神的に変化できそうなのはイメージがつくけど、身体的な面でもいいことばかりだということがわかりました。

「ゆるんで」
生命活動の中枢である自律神経系のバランスを取り戻し
「温めて」
細胞の隅々にまで血液を通わせ代謝のために必要なものを届け
「巡らせて」
腸内環境を整え、デトックス、体質改善、免疫系のケアをする。

からだにとって心地よい状態でいることを意識すると、最終的に代謝が上がり、私のもともとの運動習慣の目的だった「痩せる」こともクリアできる。このことを学んだとき、今までやってきたことが繋がり、やっぱり間違っていなかったんだと再確認できました。

産後のダイエットを頑張れない自分をダメだと悲観するのではなく、妊娠・出産を頑張ったからだ、そして今もなお日々頑張っている自分のからだを、まずはねぎらう。そして、もっともっとゆるめていいんです。

伝えていきます

私はまだ母親3年生。自分が笑顔でいられる方法をまだまだ模索中ではあるけど、この記事を書くことがきっかけで過去を振り返り写真を見てみると、だいぶ変化していて、いい意味で力が抜けていることを再確認することができました。

私の実体験と、Before Afterで自分の中の「ゆるめるケア」のルーツを探ってみました。

自分のこと、からだのこと、植物のことを知れば知るほど、ゆるめるケアは忙しいお母さんたちにこそ必要だと感じています。これからもこのnoteやオンラインサロンで、みなさんがゆるめるためのきっかけづくりをしていきたいと思っています。

おわり


●月額 online yurucare 5/17(金)募集開始

ゆるめるケアを習慣にするためのきっかけづくりをしています。

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