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東寺 夜桜ライトアップ

日を空けないうちに更新を・・・と思って準備したのに、今になってしまいました(泣)

先日、二条城の桜を楽しんだ後、東寺の夜桜ライトアップへ。

京都に住み始めて月日が経つと「いつでも行けるや」なんて思って、足が遠のいて・・・(苦笑)
特別拝観のタイミングを何度も逃し(泣)

今年はと。
感染対策をして、行くことにしました。

日没より早く入場して、講堂・金堂をゆっくり拝観して、夜桜を楽しもうと受付・入場開始時間より少し前に、東門へ到着。
すでに長蛇の列(>人<;)

特別拝観で桜の名所・有名、夜桜となればそうなるね(汗)
なんて思いながら、最後尾の看板を持つスタッフさんのところへ。

開門時間の18時ー。
少しずつ列は動き出して、門前で拝観料をお渡しし入門。
まずは、日没前の五重塔。

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個人的に、この角度から眺めるの好きなんですよね♪
水面に逆さに映る五重塔と柳をはじめとする植物。水面に映る姿とともに眺めると、穏やかな気持ちに(^_^)
この日は風で桜が舞うこともしばしば。
水面には桜の花びらが浮いていて、これもまた風流で美しい!

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そして東寺の桜の見どころの一つ、「不二桜」

「不二桜」は、もともと岩手県盛岡市のある旧家で育てられ、その後は秋田県へと移り、三重県鈴鹿市の鵜飼農園が譲り受けて、大切に育てられた桜だで、平成18年(2006年)、弘法大師入唐求法の旅から帰朝されて1200年だということから、東寺信徒総代から寄贈され、回遊式庭園へ移植されたんだそう。
桜の名の由来は、弘法大師の「不二の教え」から「不二桜」と命名されたらしいです。

初めて間近で見ましたが、見事な枝垂れ桜!
染井吉野も立派で美しいものがたくさん植えられていて、豪華絢爛な感じなんですが、不二桜は染井吉野とは違う、儚さも感じられるけど凛々しく・雅な美しさがあるなぁと、しばし見惚れてしまいました。

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不二桜を過ぎて、染井吉野の並木道を歩いていくと、五重塔(昼間の特別拝観では、五重塔の中も鑑賞できます。)へたどり着き、五重塔と桜を眺めて、金堂・講堂で薬師三尊様や、立体曼荼羅を拝観し、外へ出た頃には夜空に。

再び「不二桜」の場所へ向かうと、ライトアップされた不二桜が。


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雲ひとつない夜空に、見事に咲き誇る不二桜!
どの角度から見ても美しい!
周りの方に迷惑がかからないように、ちょっとしゃがみこんで下から見上げる不二桜は、ほかの桜より木の幹は細いけれど、この存在感!

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五重塔もライトアップされると、また見え方も変わり・・・
金色に見えて神々しい♪
金色の五重塔と桜がまた写真映えはもちろんでしょうが、もう、美しい・綺麗しか出てこない(表現乏しい私です(苦笑))

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また別の場所に移動して眺めてみると、染井吉野と不二桜の間に五重塔という贅沢な景色。

とても貴重で贅沢な時間でした。
京都市内は現在、染井吉野は葉桜に変わり、八重桜が咲き始めている時期ですが、東寺の夜間桜のライトアップは今月17日までやっています。

この写真を撮ったのは4月6日。

今は、大輪の八重桜が咲き始めているので、ご興味がある方は、足を運んでみてください。二条城にも遅咲き桜がたくさんあるので、今月いっぱいは楽しめそうです。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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