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7月12日、祇園祭・曳き初め


すでに、「前祭・山鉾巡行」終了しましたが…

山鉾建て後に行われる、曳き初めの様子を。
今年の曳き初めの様子です♪

曳き初めとは、山鉾建てが終わり、巡行前に山や鉾を試し曳きすることです。

さて、
曳き初めを見るとき、私が毎回選ぶ場所は・・・
函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾の4つの曳き初めが見れる場所(^^♪

4つの鉾の進行の音頭取り「エンヤラヤー・・・」がすべて見れるわけではないけど、音頭取りが見れて動く姿も全部見れる♪というお気に入りの場所で今回も拝見しました!

4つの鉾の曳き初め、最初を務めるのは「函谷鉾(
かんこぼこ)」

函谷鉾 曳き初めの様子(2024年撮影)

私の見ていた位置だと、少々遠め・・・です(ノД`)・゜・。
が、曳き初めは各山鉾町の町内間を曳くので、函谷鉾は会所から四条烏丸交差点の西側(函谷鉾寄りの信号手前間違ってたらごめんなさい)くらいまで進行して、曳き綱の向きを変え、また会所へ戻ってきます。
なので写真の様子は、会所へ戻る時の音頭取り(鉾の前面に立っている2人)さんの動きと曳いている皆さんの様子です。
お囃子もいくつか種類があり、曳き初めの時でも2種類くらい演奏なさっていたと思います(テンポやリズムが違い、最後はおかえりのお囃子かな?な気がしたので)。
無事、函谷鉾が会所前に到着すると、
しばらくお囃子の音色が響き、
のちにお囃子の皆さんも鉾から降りられました。

しばらく時間が空き、15:30頃。
この日、2番めの曳き初め・鶏鉾(にわとりほこ)。

鶏鉾曳き初め(2024年)

こちらは、爽やかな淡いブルーの浴衣をまとう、音頭取りのお二人の「エンヤラヤー…」の号令から曳きはじまります。

私のいた場所は、鶏鉾の位置に一番近いところだったので、まっすぐ進行できるよう、車輪を見守る車方を務める方々の様子もみれました♪

鶏鉾の曳き初めも無事に終わると、

鶏鉾のお向かい、菊水鉾の曳き初め。
菊水鉾は紺に白地に紅葉や川の流れのようなデザインの浴衣をまとう音頭取りさんの「エンヤラヤー…」の号令でスタート。
菊水鉾を曳く皆さんは、元気!
ひきすぎて、車方さんや関係者の皆さんから「はきすぎひきすぎ💦早すぎるて!もう少しゆっくりひいてや〜💦」と言われていました😅

菊水鉾・曳き初め(2024.7.11撮影)

街灯にあたりそうになって、停まることもありましたが、こちらも無事に曳き初めは終了。

そして、この四辻の最後は…
私が推し!の鉾、月鉾✨

前祭・後祭の山鉾鉾の中で、いちばん重量があります。鉾の先は三日月。
最初は、天体や星空が好きという理由で月鉾推しでしたが、今は、懸装品も保存会の皆さんが来ている浴衣も好きでして😊

月鉾・曳き初め(2024.7.11撮影)

こんなに大きな鉾が、釘1つ使わずに組み建てられ動く姿を間近で拝見できるのは、とても貴重でありがたい✨
月鉾の曳き初めが無事に終わり、
この通りの最後の曳き初めは、この4基の先にある、前祭の巡行で先頭をいく「長刀鉾」

長刀鉾の曳き初め(2024.7.12撮影)

こちらも私のいた位置からは、会所にお戻りになる姿。
さて、少しいつも見る長刀鉾と違うお姿…
お気づきの方も、知ってる方もいらっしゃると思いますが、真木の根元にかけられている『網隠し』というもの。これが白なんですね。
この『網隠し』、巡行時は赤なんです☺️

各山鉾も巡行当日朝までは、懸装品は仮衣装というのがほとんどらしく(本衣裳に着せ替えるのは、各山鉾によって、前日だったり早めとタイミングが違います)…
なので、宵々山や宵山で見ている山鉾の懸装品と巡行当日では違うことが多いです。

個人的にはこれも楽しみのひとつ☺️
宵々山や宵山のときに、各山鉾町を訪ねて、会所に展示されてる懸装品や御神体のお姿を間近で拝見し、保存会の皆さんからお話を聞けるのも貴重で、楽しみのひとつ。

祇園祭の歴史、各山鉾町の皆さんの祇園祭への思いをお聞きして、自分がその場にいられること見させていただくことにいつも感謝してます✨

この記事を読んでくださっている皆さまも、機会があればぜひ、自分なりの楽しみ方を見つけて、祇園祭を知り、楽しんでくださいませ😌

最後までお付き合い、ありがとうございました!



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