宅地建物取引士試験に合格!!〜3ヶ月で合格した勉強法について〜
みなさん、おはこんにちは!そらです!
タイトル通り11月22日に宅地建物取引士試験の合格発表があり、
見事合格することができました!(パチパチパチ)
手元に合格証が届き、本当に合格したんだ、、と実感することができました。
得点の開示は手数料がかかるらしく、申請もめんどくさいため、
自己採点の43/50点だったということにしときます。
実は就職先も無事決まったのですが、それはまた別の機会にお話するとして、、
今回は「私の勉強方法について」をお話したいと思います。
※ちなみに勉強時間は1日平均6時間以上はしていたと思います。(3ヶ月間)
◆宅地建物取引士試験とは
宅地建物取引士試験とは、ざっくりいうと
:合格率15~17%の割と難しい国家資格
:上記の合格率になるように上位○%だけを合格にする試験であるため、
毎年、合格のボーダーが変動する
※50点中35~37点あたりで変動する
:だいたい500時間の勉強が必要らしい
:この資格があると重要事項の説明等の”独占業務"が行うことができる
という感じです。
まぁ、受験するにはそれなりの覚悟が必要になると思われます。。
◆私のスペックについて
仮に、私が東大生だとすると「地頭が良いからやん」って思ってしまうと思うので、私のスペックを簡単に紹介します。
:不動産未経験
:Fラン大学卒業
:文章読むことが苦手
:勉強時は無職で永遠に時間あり
※ちなみに東大卒で三代国家資格保持者である「河野玄斗さん」は1週間で合格しています。。でも彼のYouTubeを見ると頭が良い人って努力の天才なんだなと感じました。尊敬。。
◆使用した教材
私は職業訓練に通っていたため、民間の資格学校に通っていました。
教材は、以下の通りです
:資格学校のテキスト、過去問題集、模試
:YouTubeチャンネル吉野塾の「5問免除」、「統計」
※Youtubeチャンネルについては後で紹介します。
↓詳しくはこちらを参照
勉強方法は基本「テキスト読む→過去問解く→模試を解く」になると思うので
本屋さんに売っている教材でも大丈夫だと思います。
しかし、通信講座や座学講座は「映像で耳からも記憶できる」というメリットがあります。「時間がない」、「テキストを読むと眠くなる」という人は、通信講座のほうが良いかもしれません。。
◆私の勉強方法について
さて、本題の私の勉強方法についてお話します。
資格の試験は「過去問」が重要です。
おすすめの勉強法は
「A:テキストを単元毎にサラッと読む」→「B:過去問を解く」を繰り返し、
テキストを進めることがおすすめです。Aでインプットをし、Bでアウトプットをする過程で私が取り組んでいたことは以下の①〜⑧になります。
①〜⑧でみなさんに合うものがあれば、活用してみてください。
[①問題を鉛筆でなぞりながら読む]
文字の羅列が続く問題用紙。。
1点が合否を分ける宅建において、
読み間違いでのミスは絶対にしたくありません。
鉛筆でなぞりながら読むと、
目だけで読むより読み飛ばしなども発生しにくいです。
ちなみに私が問題を読むときに注意していたことは、
:誰が何をしたのか(主語と述語に注意して読む)
:〜ではある、〜ではない
:文末に注意する(〜できない、〜できる)
:〜しなければならない(義務であるのか、ないのか)
[②問題用紙に印をつけ、消去法の癖づけをする]
問題用紙を汚して下さい。印の有無では試験当日の見直しの時間も変わってきます。
<1>以下の問題用紙を汚していきます♪
<2>何について聞かれているのかチェックすると、
「相続」の問題であることがわかります。
相続の問題だと意識して読み進めます。
<3>正誤どちらを聞かれているのかチェックします。
後から視覚的に確認しやすいように
「正しい」→「○」、「誤り」→「×」
と印をつけます。今回は誤っている選択肢を問われています。
<4>選択肢の重要ワード「家庭裁判所の許可を受けることにより」「遺留文」などにチェックをつけ、最後の「〜できる」という結論が正しいのかどうかを
「正しい」→「○」、「誤り」→「×」
どっちなのか印をつける。
選択肢1は家庭裁判所の許可があれば「遺留分」は生前の放棄をすることができるので、「○」です。
※判断がつけられないものについては「わからない」→「△」をつける。
<5>全ての選択肢を読み、チェックをつける。
そして正解を「○」、「×」で選ぶ。※画像の青字を参照
ここで「△」の選択肢があった場合は、もう一度考えてみたりもします。
[③出てきた登場人物を整理する癖をつける]
特に権利関係の問題で気をつけていたことなのですが、
問題を読みながら、必ず「関係図」を書いていました。
関係図を書くなんてメンド臭いと思うかもしれませんが、
書いてみて下さい。
例:Aを貸主、Bを借主として、A所有の甲土地につき・・・・・
↓赤字を参照
この図を書くことによって、
選択肢を読むときに
Aは誰だったか、Bは誰だったか、何を貸しているのか、何を借りているのか
を視覚的に確認することができます。
「Aは〜できる!!」という選択肢が出てきたときに
あれこれできるのって借主だけだから、、、「貸主であるAはできない!」と
すぐわかったりします。
[④過去問を解くたびにテキストに戻る]
過去問を解いて間違えてしまった時、回答をみて満足していませんか、、?
慣れないうちは時間がかかってしまいますが、過去問で間違えたところは
:テキストのどこに書いてあるのか
探してみて下さい。
過去問からテキストに戻るたびに
「あれ、、また同じ箇所で間違えてるぅぅぅぅぅぅぅ」
となって自分に腹を立てることができます。
そこで下線を引いたり、メモを付け足したりしてみて下さい。
だんだんテキストを見ただけでこんな問題が出たなと思い出せるようになります。
おすすめは、テキストに戻って書き足すときは
1回目→赤色
2回目→青色
と色を分けることをおすすめします。
青色になっているところが2回もしても覚えられていないところだと
テキストを見ただけでわかります。
これによって、テキストを読み返したときに
青字に特に注意しながら読むことができ、
テキストを読むだけでも勉強になります。
[⑤科目毎に目標点を設定する]
一通り過去問が解き終わったら、目標を設定してみましょう。
目標は高く設定しておいて、本番で少し失敗しても良い状態にすることが理想です。
ちなみに私の目標点はこんな感じでした。
権利関係:10/14点
宅建業法:19/20点
法令上の制限:6/8点
税金:2/3点
5問免除:3/5点
→合計40点
40点以上取れるぐらいの気持ちで勉強をして、
本番で失敗しても37点ぐらいいって欲しいという気持ちでした。
[⑥民間の予備校が行っている模試を受けてみる]
⑤で目標点を決めたら、模試を受けてみて下さい。
予備校が行っている模試は、過去問に出ていない問題が出るため、
本番により近い試験を経験することができます。
下記のような予備校で実施しています。(TACや日建学院)
料金は5000円ぐらいです。
※受ける前に必ず解く順番と時間配分を考えておいて下さい。
ちなみに私は権利関係は心が折れるので最後に解いていました。
ここで過去問にはない言い回しが出題されて混乱してしまうと思いますが、
落ち着いて、①〜⑤で訓練してきた解き方を使用してみて下さい。
消去法で割と解けます。
[⑦苦手な科目をできるだけ作らない]
勉強を進めていくと、
「宅建業法を満点とれば税は捨ててもいっか♪」
「5問免除の問題って勉強しなくても運だからいいや♪」
と思ってしまうかもしれません。(実際、私がそう思っていました)
しかし、私は試験2週間前にふと思ったのです。
「5問免除の問題って5問取れないとやばくね、、?
たまに3点とかしか取れない時ある、、」
「もし、宅建業法がコケたら終わり、、?」
私は税金や5問免除の問題は「運で解ける」と思い込んでいたため、
他の科目より明らかに勉強時間が足りていませんでした。
「苦手な科目こそポイントを抑えて勉強する」
ことがとても大切です。勉強方法は⑧で詳しく書きます。
実際に業法を頼りにしていた私の2022年宅地建物取引士試験の得点は
こんな感じでした。
【左:目標点→右:実際の点数】
権利関係:10/14点 →12/14点
宅建業法:19/20点 →17/20点
法令上の制限:6/8点 →7/8点
税金:2/3点 →3/3点
5問免除:3/5点 →5/5点
一番ダメだったのが宅建業法という結果でした。。。
問題によって点数がブレやすい人は、「苦手な科目を無くした」方が
「合計点でのブレ」がなくなると思います。
[⑧苦手な科目や分野は吉野塾で課金する]
苦手な分野を同じテキストや過去問で解いても、
イライラするだけだと思います。
少し勉強方法を変えてみたり、苦手な分野だけテキストを変えてみるのも手かもしれません。(試験まで時間がある方は)
私がおすすめするのは、「宅建吉野塾」です!
吉野先生は、資格の学校でも講師をしていたり、ゴロで暗記方法を教えてくれたりしてとてもわかりやすいです。
しかも単元毎に講座を購入できたり、
完全無料で受けることができる講座もあります!
私がお世話になった講座は、以下の講座です。
:【宅建2022 統計 これだけで1点ゲット すべて無料】5問免除項目
:★5問免除を短時間でマスター! 得点につながるポイントを大紹介★
宅建2022 法令税等11 重要論点まるかじり!宅建ワンコイン講座
この2つのおかけで5問免除は満点を取ることができました!!
※テキストがすごくわかりやすく整理されていて覚えやすかった。
みなさんも不安な科目は吉野先生の講座を用いて、
ピンポイントでプラスαの勉強をされてはいかがでしょうか、、!
以上が私の勉強方法になります。
長くて読みづらかったかもしれませんが、拝読ありがとうございました。
43点という高得点での合格できた私ですが、、
小テストの順位はクラスの中で、半分以下、、、とスタートはボロボロでした。
1回目の吸収率があまり良い方ではありませんでした。
しかし、手を動かし、問題用紙に図や線を書き込み、ミスを減らすことでどんどん得点が上がって、最後の模試等ではクラスの上位になることができました。
宅地建物取引士試験は暗記が大体をしめるとは思いますが、
それと同時に、「簡単なミスが命取りになる試験」だと思います。
この記事を読んで少しでも誰かの点数が上がることを願っています。。。
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