看護師の道
こういう状態になったのは3年の時でしたが、高校も辛いだけではなく、30年くらい続いているお友達も出来ましたし、恋愛も出来て楽しい思い出もありましたよ(笑)
高校1年ではパーマをかけて反省文を書かされたり、2年では午後から授業をさぼってお友達の家に遊びに行ったり、祖母が聞いたら泣くかもしれない不良的なこともやりました(笑)
病気の方も自然治癒でやっと落ち着いてきた頃、今後の進路を真剣に考えなくてはならない時期がやってきました。
私は何となく中学生の頃からだったのですが、公務員か看護師になろうかなあという思いがありました。
大学は全く行く気はなく、これも祖母が一人になっても生きていけるように資格を持ちなさいという勧めもありました。
またこの頃、祖母が神棚の掃除をするのに椅子に上るから椅子を支えて欲しいと言われ、支えていたのですが、祖母が椅子から落ちてしまったのです。
祖母はものすごく腕を痛がり、私は何もできずただ茫然とするばかり。
結局叔母に電話をして、叔母の運転する車で病院へ行くことになりました。
左腕の骨折でした。
それから何もできなかった自分がずっと頭に残っていたことと、高校の進路指導で先生から『お前の頭じゃあ公務員は難しかぜぃ。何年かかってもよかけん看護師になれ』と今思えばもう少し言い方なかったのかなあと思いますが(笑)
そうだよねという軽い気持ちで看護師になることを決めました。