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聖地巡礼〜今幸せ、が連れて行く場所〜1. キリストの墓(青森県新郷村戸来)

「磔にされたと言われるキリストは密かに日本へ渡った。青森の戸来という場所にキリストの墓がある。『へらい』というのは『ヘブライ』が訛ったと言われているんだよ。」

昭和10年、皇祖皇大神宮に伝わる竹内文書により発見された、青森県新郷村にあるキリストの墓へ。静かな坂を登って行った丘の上に、二つの十字架がありました。

イエスの墓と、ちょうど向かい合う様に立つ、イエスの身代りになり磔になって死んでいったと言われる、弟イスキリの墓です。イエスが日本へ持ち帰ったイスキリの耳と母マリアの髪が弔われている、と伝えられています。

十来太郎大天空(とらいたろうだいてんくう)と名乗り、この村で106歳の天寿をを全うしたと言われるイエスの墓からは、老成し落ち着いたエネルギーを感じました。

対するイスキリの墓からは若く美しい澄み渡るようなエネルギーが溢れていました。

何故だか分からないけど、イスキリの十字架の前に立った瞬間、私の眼から涙が後から後から溢れて来ました。こんな風に理由もなく涙が流れるのは生まれて初めての事です。

樹々の葉の間の空の窓から光がイスキリの墓に降り注いでいる。聖書にも出てこないイスキリを、神様は深く大切に愛している。そう思いました。

未来の人達の笑顔を祈り亡くなっていったイスキリ。

その意識は今もそこに在っていつも私達を優しさで包み助けてくれている。そんな優しい意識がこの世界には確かに存在する。

もしかしたら私は、イスキリの最後と彼の復活を見た者なのかもしれないと想像しました。

もしそうであるならば、イスキリは、身体を持って今生きている私に、何をして欲しいと思うだろう…と考えながら坂道を下り、戸来を後にしました。

兄イエスの墓

弟イスキリの墓

二つの十字架が向かい合って立つ丘

十来塚、と書かれていました

イスラエル国から送られた石碑

何故か私のiPhonのアルバムに、二つの十字架が重なって合成された様な写真が出来て保存されていました。戸来で十来太郎が行った数々の奇跡は、亡き弟イスキリと二人でなされたものなのかもしれません。

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