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【飲食業界】2月16日ニュース~3月からマスク緩和・訪日客消費回復・日高屋値上げ~

こんにちは、まだまだ寒い日が続きますね。
2月は日数も少なく、飲食店にはあまり好まれない月ですが、元気に営業楽しんできましょう!

それでは、2月16日(木)本日のニュースです。

3月から“マスク緩和”でどう変わる? 都の飲食店「着用徹底」呼びかけは不要に…店が判断 専門家「いいタイミング」

政府が3月からマスク着用のルールを緩和することを受け、東京都のルールも変更されます。これまで飲食店での着用徹底が呼びかけられていましたが、都は「必要ない」に転換。ただ専門家によると、新型コロナウイルス感染の再拡大時には課題もあります。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea55ff9734484983b49f973dd78d68e969719c44

【解説】

感染拡大防止の取り組みに関しまして、東京都が質問と回答を発表しました。3月13日からマスク着用の推奨基準が緩和されます。飲食店では「3つの密」は引き続き協力を呼び掛けていますが、マスク着用の推奨対象から外れました。お店としてお客様にマスク着用を促すことは出来るようです。
しかし、認証店・非認証店にはそれぞれ協力を呼び掛けていますので、飲食店経営者は下記HPをご確認ください。

●非認証店
上記点検済証の交付を受けていない又は掲示していない店舗
同一グループの同一テーブルへの入店案内を4人以内、滞在時間を2時間以内とするようご協力をお願いいたします。
酒類の提供・持込は、11時から21時までの間とするようご協力をお願いいたします。

訪日客進む消費回復 年2兆円上積みも
1月150万人、中国除きコロナ前の7割

新型コロナウイルス禍で沈んだ訪日外国人(インバウンド)消費が回復軌道に入った。1月の訪日客数は149.7万人で、コロナ前の2019年1月比で56%の水準だった。中国本土以外からの訪日客に限れば76%にまで回復した。順調にいけば年2000万人台が視野に入る。小売りや観光関連の消費復活が成長の支え役となる。受け入れ体制の再構築に向け、人手不足が最大の課題となる。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20230216&ng=DGKKZO68505160W3A210C2MM8000

【解説】

訪日外国人の消費が回復し、この調子でいけば年間3兆円規模のインバウンド市場が生まれることが予想されます。来月からのコロナ対策緩和もあり、飲食業界はようやく忙しい時期がやってくるかもしれません。
ここまでの3年間で人件費などのコストを減らしに減らしてきた飲食店は、ここから始まる客数の回復にしっかりと対応する体制を作らなければなりません。
しかし、飲食店の採用難は続いており、時給を上げるだけの採用で人手不足は解消しないでしょう。しっかりとした教育体制を築き、現状の人手をうまく戦力化させることも重要になってくるでしょう。
弊社でも教育マニュアルの作成や、実際の指導などもお手伝いしておりますので、機会があればお声掛けください。

日高屋、麺類など値上げ

ハイデイ日高は15日、ラーメン店「日高屋」で麺類や定食、ドリンク類など全メニューの約9割にあたる約70品程度を3月1日から値上げすると発表した。値上げは2022年8月以来で、上昇幅は10~50円。原材料やエネルギーコスト、人件費の上昇などを価格に転嫁する。看板商品の中華そばの価格は、02年の1号店開業以来守ってきたという390円に据え置く。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20230216&ng=DGKKZO68498760V10C23A2TB1000

【解説】

日高屋が約9割のメニューを10~50円値上げすることに決めました。業界全体としてコストの価格転嫁をどこまで出来るかが、この物価上昇を乗り切るカギとなるでしょう。
原材料や人件費が上がっていくことは今後避けられないでしょう。その中でも利益を出すにはしっかりとした価格転嫁が必要になります。値段を上げずに頑張ることで、経営者の残業が増える事態や、従業員への残業未払いが発生してしまう事態は避けなければなりません。商品の質やサービスの質・衛生を下げることは、値段をあげる以上にお客様を裏切ることになります。お客様にこれからも満足していただくためにも、しっかり利益の出る値段設定を行いましょう。


【飲食業界2/16ニュースまとめ】


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