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2022.12.4

ひょんなことからサンタクロースはいるんだを、20年ぶりくらいに読んだ。八歳のヴァージニアという少女の「サンタはいるのでしょうか」という新聞社への投稿と、その回答だ。
当時はなんとも思っていなかったけれど、下記の文章にハッとさせられてしまった。

愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする。
もしサンタクロースがいなかったら、ものすごくさみしい世の中になってしまう。ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、ものすごくさみしいことなんだ。
サンタクロースがいないってことは、子どものすなおな心も、つくりごとをたのしむ心も、ひとを好きって思う心も、みんなないってことになる。

サンタクロースはいるんだ

ふと思えば、自分たちは思っている以上に「見えないもの」を頼りに生きている。信頼もそうだし、やる気とか情熱だってそうだ。私達はそうした「見えないもの」を確かに感じ取り、信じる力を持っている。
「見えないもの」がいつでも、人生を前進させてくれている。
これはきっと、親や周囲のはからいによって後天的に身につけた能力なのだろう。そう気づいた瞬間に、見守ってくれている人々への感謝をつくづく感じてしまったし、自分も、娘が同じように「見えないもの」を信じられるよう一緒に過ごしていかねばなと、なんだかバトンを受け取ったような気持ちになった。

我が家のクリスマスはどんな設定にしようかな。


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