入院4日目 「コーヒーの臭いのする兄ちゃん」と呼ばれた日
写真の髪型より当時は短い髪型でした。
あまりユニークに書けないのでお許しを。
4日目
朝起きて、自販機にコーヒーを買いに行ってデイルームで1人で飲んでいた。
そしたらおばあちゃんがトコトコ歩いていた。
どうもそのおばあちゃん、ぬいぐるみ清楚女子と話している様子だったが、女子は困ってる様子だった。
(多分、おばあちゃんは認知症なんだろうなぁ)
とは思い、何気なくナースステーションの方向から部屋へ帰ろうとした
が。
突然おばあちゃん、こちらを睨みつけて
「お嬢さん(清楚女子)に…!」と怒鳴った
へ?
その時清楚女子と目が合った。
その後におばあちゃんが吐き捨てるように
「お嬢さんに、こんなコーヒー臭いお兄さんは居ないっっ!!!」と。
…え?
その瞬間性別すら間違えられ
「コーヒー臭い」
「(清楚女子の)兄設定」に私はキャラ変した。
清楚女子は静かに
「私一人っ子なんですけど…」と。
いやいや、その展開?!
なんだこりゃ???ファ???
ポカーンとしてる間におばあちゃんの全怒りが
私に集中して(なんでやねん)
おばあちゃん、私へタックル!
私、両手で防御!
それでも手を出して来るもんだから、即座看護師を呼んだ(ってか見てたのに止めろよ)
看護師に「どうしてこうなったのか」と聞かれたけど全くもって意味不明過ぎてそのままそっくり
「コーヒー飲んだだけで絡まれた」とだけ告げてそのまま部屋へ帰った。
続く。
次回は「清楚女子(渾名考え中)とキッズとの遭遇」をお送りします。
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