金が尽きたら死ぬから、俺にかまうな

｢金が尽きたら死ぬから､俺にかまうな｣親の5000万を溶かした無職57歳に言いなり老母の死に支度 介護施設への入居もままならず #POL https://president.jp/articles/-/46978

今朝見たこの記事が、他人事ではなく、数年後には自分の親や兄の問題となるのだろうと思うと、やはり考えずにはいられませんでした。

この先、もし父親が亡くなって母親だけになった時、母親の年金はほんとにわずかしかありません。

そして、母親が介護が必要となっても、施設に入って払っていくお金はあるのか？

どれだけの貯蓄があるのかは知らないのですが、そんなにたくさんはないはずです。

それに、情けないですが、私にも蓄えはありませんし、払っていけるだけの収入もありません。

私はこの記事を読んでいて、Aさんと兄が重なってしまい、また不安な気持ちになりました。

今、林まりこさんの小説「8050」が話題になっています。

私は読んではいないのですが、レビューを見ていると、これは8050問題というよりは、5020問題に直面した親子の事が書かれていて、50代の父親が、20代の息子が7年間ひきこもったきっかけ(いじめ)を知り、立ち上がり、息子と向き合って解決していくという話みたいです。

この小説のように、8050になる前に、5020の内に、親が子供の気持ちに寄り添い、子供と向き合っていこうとする家庭が増える事を祈ります。