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USBハブの交換

仕事部屋のデスクでは、Mac miniを使用している。
仕事に就職してから10年以上、母艦となるノートパソコン1台で仕事もプライベートも何もかもをこなしてきていた。昔は周辺機器も合わせると、鞄の中身がとてつもない重さになっていた。そこで、「自宅の仕事部屋ではデスクトップ、職場ではMacBookと固定し、データはUSBドライブやコンパクトフラッシュカードに入れて持ち歩けば、鞄はかなり軽くなるのではないか」と考えるに至り、2012年の年末にちょうど発売されたばかりのMac miniを購入することにした。

それまで使っていたMacBookLate2008は、職場の引き出しに保管し持ち歩くのをやめることにした。

Macのデスクトップというと、iMacが有名だった。ただし、拡張性や今後のパソコンに対する投資を考えると、キーボードやディスプレイは使いまわして、本体だけを入れ替える方がいいのではないかと考えに至ったため、iMacは最初から購入するつもりはなかった。そして、Macを使ってする仕事を考えても、Mac miniの性能で十分だったという状況でもあった。

購入した当時、すでにiTunesやiPhotoのデータは本体のHDDに入りきらないくらいの容量になっていたため、数台の外付けHDDを購入して使っていた。ただし、Mac miniからはUSB3.0が使えることで、高速のデータ転送ができるようになることもあって、新しいものへと世代交代を進めていっていた。

Mac miniを購入した当時に入れ替えた外付けHDDが、ここ2〜3ヶ月の間に急に壊れ出した。寿命がきていたのかもしれない。ただし、それと同時に外付けHDDを繋げていたUSB3.0のUSBハブの動作が怪しくなっていた。USBハブに差し込んでも機器を認識しないことが増えてきたのである。

もしかしたら、USBハブが周辺機器を壊して行っているのかもしれない。
そのような予想を立て、今日新しいものへと代替えをした。

そうすると、ダメだと思っていた外付けHDDを認識するではないか。
心から「タスカッタァ」という声が出た。

一応、データ類はクラウドを利用して保存したり、家庭内LANにNASを置いて、そちらに保存したりと、二重三重のバックアップをしていたのだけど、間の悪いことはやっぱりあるもの。丁度、データを移し替えたりしていた最中に完全に壊れてしまったHDDが出てきたものもあって、そちらについてはかなりのデータが飛んでしまうことにもなった。このデータについては、もう2度と取り戻すことができない。HDDが完全にクラッシュしている音がする。

まさかのUSBハブが様々な機器の不調を招くことになっていたとは、全く思いもよらなかった。こういった耐久性の高そうなものでも、定期的に新品に交換する必要性があることを改めて学んだ次第。

それにしても、機械や手作業で使う道具類と違って電子機器は突然前触れもなく壊れるから厄介で仕方ない。
「ぼちぼち、壊れますよ」というようなメッセージが出てくれたらありがたいのに。

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