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20230803 復職メモ 視点や観点を持つということ

おそらく、いろいろな職業やら仕事と言われるものだけではなく、芸術にもそうだと思うのだが、必ず価値として存在する「視点」や「観点」というものがあるはずだ。

「いい仕事」と言われるものには、どういった視点で物事を見てそうした発言があったのか?ということがあるはず。
「わかりやすい」というのは、おそらく誰もがその視点を共有していることなんだろうと思う。
逆に、視点が共有されていなかったら、理解されない。

何故、こんなことを考えたかというと、今日は仕事に関係する業界の見本市に出かけてきたからだ。
明日も出かける。
今日、会場の中で行われていたセミナーに出て感じたことは、新しい視点を自分が持っていないということだった。
いや、実際には持とうと努力をしていた。
そして、その視点を充実させていこうとしていた。
しかし、それは双極性障害の発症でダウンしたことにより、完全に意識の外におくことになった。
休職中に、この視点についての話をSNS上でしたこともあったが、軽装状態の発言となり、上から目線だったり、偉そうな物言いになってしまった。
それ以降、仕事に戻るまではこのことを考えるのはやめにした。
復職してからも、直接的にそうした仕事には関わらないようにした。
見ていて、言いたいことや疑問もたくさん出てきてはいたが、一切首を突っ込まずに過ごした。
その期間が、復職して1年と4ヶ月。

そうして過ごしてきた自分に、今日のセミナーはものすごく衝撃を受けたのだ。
ああ、浦島太郎状態になっているなぁ。

見本市で開かれるセミナーなどは、どちらかというとインパクトも大きい。
また、センセーショナルなところもある。
しかしながら、講演の壇上でお話をされていた講師は、世の中の変遷や求められていることなどを受けて、組織としてどのように対応してきたのか、課題は何なのかということの移り変わりまでお話をしてくれていた。
ああ、しっかりと取り組んでいるところは取り組んでいるのだ。
そういうことが見えてくる。

残念なことに、我が職場はいい意味でも悪い意味でも昭和のままなのだろう。
新しい考え方がものすごく浸透しにくい。
自分は、そこに対してのストレスを大きく感じていたのも思い出した。
そして、復職してからも「人を変えることはできない」ということで、何かを言うことをやめてしまっていた。

そんなことを今日は気付かされてしまったのだ。

さて、今日のことは誰と共有したらいいのだろうか?
そして、自分は今日の話を聞いて、どこに立ち位置を置けばいいのだろうか?
そんなことをグルグル考えてしまう。

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