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20220125 余りにもピントのズレが気になったので・・・

昨日、D7000にAiAF Nikkor 28mm 1:2.8Dをつけて持って出たけれど、ピントのズレがやっぱり気になることになった。
その辺は、昨日のnoteに書いた。

D7000は、レンズごとにAFのピント位置の調整ができるらしい。
ネット上で、そのことをしっかりまとめてくださっている方がたくさんいらっしゃるので、それを参考にした。

自分の家で簡易的にできるものはと調べてみると、こういうのがあった。

https://photo-studio9.com/af_check-2/

このページのチェックシートをプリントアウトし、段ボール箱に貼り付けて作れば、簡易的な装置ができるらしい。

で、早速作ってみた。

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大きく貼り付けている方の、正方形が一番小さな4つが合わさっているところにピントを合わせる。
AFの測距点をそこに合わせて撮影してみると、右側の斜めになっているところのどこにピントが合っているかというのがメモリとして見えてくる。
プラス側に行けば奥ピンだし、手前側だと前ピン。

で、ずれているよなぁと感じる28mmレンズをつけて撮影してみたら、こんな感じになった。
絞り開放の絞り優先で撮影。
そうしないと、被写界深度の関係で本当に合っている範囲がわからないから。

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かなり奥ピン。
目盛りとしては+1.8位のところが一番ピントが合っている。
正方形の白黒の境界線もぼやけた感じ。
これを、カメラのセットアップメニューから、AF微調整に進んで、AF微調整をONにしてから、個別レンズの登録というところに進むと+-20段階で調整することができる。
奥ピンなので、マイナス側に数字を入れて調整しては試し撮り、そして確認してまた調整を繰り返す。
繰り返して、ここまで調整できた。

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これで、ピッタリ合う。
周りにあるものを撮ってみても、ピントがしっかり合う。

ピントが合う様になってわかったことは、このレンズはピントが合うところの手前側で、黒の線の縁に紫色の偽色が出てくる。
これまでD40Xでは余り気にならなかった特徴ではあるけれど、D7000になるとセンサーサイズが細かくなっている分、レンズの古さみたいなものが目立つのかもしれない。
まあ、こういう特徴を知っておけば、使うときに気をつけることもできるし、これはこれでいいだろう。

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これは、D40XのキットレンズのDXフォーマットの18-55 1:3.5-5.6GⅡ ED。
手ぶれ補正機能のないキットレンズではあるけれど、ものすごくシャープ。
ピントの位置のズレもほとんどなく、これは調整なしで使える事がわかった。
やっぱりデジタル一眼レフ専用レンズというのは、安いキットレンズでもそれなりの性能を持っているのがわかる。

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次に、AiAF Zoom Nikkor 28-70mm 1:3.5-4.5D。
こちらもズレはなかった。
こちらも1992年発売の古いレンズではあるけれど、状態は良いみたい。
ネットで調べてみれば、F601のキットとして売られていたようだ。
F60につけて撮影していたけれど、バランスが合うのはそういう所だったのだろう。
このレンズはネットの評判を見ていると、絞りを8より絞ったらそこそこの性能になるが、絞り開放でボケさせるともやっとした感じになってしまうとのこと。

まだ、70-210mmは試していない。
それもどんな感じが試してみて、一通り使える様にしておきたい。

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