見出し画像

20240623 やっぱりPENTAX Qを見直してしまう

ここのところ、オリンパスのカメラばかりを使うことが多かったが、PENTAXの新しいフィルムカメラの話題が出てきて以降、自分がこれまでPENTAXのカメラで撮影したものが気になるようになった。
デジカメとしてもっているのは、PENTAX Qしかないのだが、このカメラは購入して良かったなぁと心底思っている。

元々は、仕事用として使うことを意識して購入したこともあり、購入して直後は仕事で撮影したものばかり。
しかし、すぐに仕事で使うカメラがほかのカメラに移ったことで、このカメラの本来持っている特徴を活かした、本来の使い方になってきたように思う。

PENTAX Qは、Qシリーズの中でも初代のもの。
センサーサイズは、当時のコンパクトデジカメのセンサーとして主流の1/2.3型がついていた。
当然小さい。
しかし、レンズが良くて、センサーサイズの小ささをカバーするくらいの性能を持っている。
だから、自分としてはとても信頼できるカメラでもある。

自分が所有するPENTAXのカメラが、ME、MZ-5、Qと、どれも小型というのが特徴のカメラ達ばかり。
それが魅力で購入しているというのもあるかもしれない。
その中でもQなどは、採算が取れなかったんだろうが、とても良くできているシステムだと思う。
やっぱりスキだなぁとつくづく感じるのだ。
特に、年を取ってきたからかもしれないが、小型で軽いというのは自分の撮影スタイルではフルスペックな状況というのが必要ないだけに、優先順位の上位になることが多い。
だから、オリンパスのペンやPENTAXのQの存在が有り難いと感じることが多いのだ。
小さなフォーマットのミラーレスは、Nikon1やPENTAXのQにしても、長続きしなかった。
残念で仕方ない。
その中でも、マイクロフォーサーズが残ってくれいているのは、本当に“良心”とでも言いたいくらいの感じがある。

最近のデジカメは、大きい、重い、高いとなってきている。
「高い」は、円安という日本の状況によるものだから仕方がないのかもしれない。
小型のものは、全てスマホにシェアが奪われてしまったし。
でも、スマホの画像は塗り絵みたいで好きになれないんだよなぁ。
それが、カメラを使う理由に自分はなっている。

1200万画素のこのカメラの画像の方が、自分の使っているiPhoneよりも遥かに写りがよく感じる。
その根本的な質感をスマホが超えない限り、古くてもカメラを使い続けるだろうと思うところでもある。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?