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20240523 白いご飯のお供

わが家の台所には、必ず切らさずに置いてあるものがいくつかある。
醤油やみそというのは当たり前のこととして、乾物としては塩昆布やとろろ昆布、塩昆布、かつお節なども必ず切らさないようにしている。
関西人なだけに、昆布類は多種多様といっても良いくらいかもしれない。
おぼろ昆布はさすがにちょっと高くて手が出ない。
たまに、頂き物でもらったら、うどんやそばに入れて食べたくなる。

昨日、釜揚げシラスの話を書いた。
昨日の夕食でこれを食べたからだった。
どうも、白いご飯というのをしばらくあまり食べてこなかったので、余計に食欲が増した感じがある。
ずっと、持ち麦を入れて食べることが多かったので。

今日の朝ご飯。
昨日炊いた白いご飯がお茶わん1膳分残っていたので、これを食べることにした。
冷蔵庫を開けると、納豆も卵も切れている。
ご飯のあてがない。
お漬け物もない。

そこで、いつも切らさずに置いてあるとろろ昆布の出番となった。
白いご飯の上にとろろ昆布と、少しかつお節をのせる。
醤油をサーッと一かけ。
とてもシンプルではあるけれど、これが本当に美味しい。

幼い頃から、ふりかけなどのかわりにこうやってご飯を食べてきた。
土曜日のお昼ご飯とか、こんな感じで適当に食べることもあった。
何せ、実家は商売をしていたので、ご飯時であろうがお客さんが来たら父も母も店へ出て行く。
父や母も適当にご飯をかきこんで食べるとき、こうやって食べていた。
自分でご飯をある程度食べないといけないときに、こうして食べれば何とは無しに落ち着いて食べる。
そんなことも、ちょっとよみがえってきた。

久々に食べたけれど、とても美味しかった。
お茶わん1杯では、ちょっと足りない、もっと食べたいなぁという気持ちが出てくるくらい、美味しかった。
また、食べたくなる味。

こうやってとろろ昆布を食べる人っているのだろうか?
まあ、スーパーで絶えず棚にあるということは、需要があるということだろうから、うどんやそばに入れる以外にこうやって食べる人が案外多いからなのかもしれないな。

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