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子の体調不良とスローな時間

下の娘が鼻水を出している。
熱はあるかないかの行ったり来たり。
元気だけど、本調子ではないみたい。

こんな日は、家にこもってゆっくりする。
ゆっくりと言っても子の相手と家事はついてくるけど
普段より座ったり、寝転がったりする時間はふんだんにあって
とりあえず、ゆっくりする。

子の体調不良はたまにやってくる。

下の娘は生後4カ月から保育園に通ったから、体調不良は頻繁だった。
私も産後4カ月目だったから、きっと体力も今より落ちていたと思う。
だから、ここぞとばかりに2人でのんびり過ごしていた覚えがある。
子の体調不良時は、「お母さんも休んでね」というメッセージをすごく感じる。
自分のバタバタが、子に伝わったのかな、とか自分が子のちょっとした変化を見過ごしたんじゃないかな、とか振り返るきっかけになる。

日々、すごいスピードで駆け抜けてしまうから、見逃しちゃいけないことを見逃したり、忘れたりしてしまったような気になって、そんな時に子が体調不良になるような気がするときもある。

きっと全然関係ないのだろうけれど、自分の中でいいように解釈している。

だから、そういう時は、日々の行いを振り返ったり、子とちゃんと向き合ったり、自分のメンテナンスをしたりする時間をもつようにしている。

今週末はそんな時間。
とてもゆっくり。
とてもスロー。

早く良くなってほしいな、と願いながら、ただ時を過ごす。
何もしなくても、眠くなったり、お腹が空いたりする。
そして、それに従う。
ちょっとウトウトしたり、ご飯やちょっとしたおやつを食べたりする。
そうするとまたパワーが湧いてきて、買い物行こう、本を読もう、とかそういう気持ちになる。
そんなことを考えているうちに、気がつけば夕方になり、夜になり、朝がやってきた。

きっとしばらくしたら、鼻水もおさまるだろう。
子の鼻水が治るころには、他の誰かにうつって、家族の誰かが鼻水を垂らしているかもしれない。
そうやって時間が過ぎていく。
その時間を共に過ごす。
そうやって子らはどんどん大きくなっていって、鼻水を出す頻度も少なくなっていくんだろうな~、とぼんやり考えていた。

子の体調不良時はペースを落とし、スローな時間を楽しむ時間。
普段見えない景色を見る時間。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

そら


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